- 体の体温を下げてくれる効果がある!
- 利尿作用がある!
- ベータカロテンや,スーパーアミノ酸「シトルリン」が豊富!
ハイサーイ!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
夏に出回る風物詩「スイカ」はお好きでしょうか!
あのよく冷えたスイカのシャリシャリとした食感と甘い果汁は,子供から大人まで夏の暑さで疲れた体を癒してくれます!夏のビーチや川で食べるスイカは別格ですよね!
今回の記事では,スイカの特徴や食べ方,栽培方法などをご紹介していきます!
スイカについて
スイカは,ウリ科スイカ属の分類で,原産地はアフリカです.
国内の収穫量でトップは熊本県,続いて千葉県,山形県と続きます.
特産となっていなくても北は北海道から南は沖縄まで全国各地で栽培されています.
沖縄だと北部の今帰仁村が有名ですよね!
ラグビーボール型の「マダーボール」,果皮が黒い「でんすけ」,果皮が黄色い「太陽スイカ」など,スイカの色や形はさまざまで品種は多数あります.最近は種無しスイカやディスプレイ用の三角形や四角形のスイカも作られています.
スイカは毎年5月中旬頃から小玉スイカの収穫が各地で始まり,続いてハウス物の大玉スイカが収穫され出荷され始めます.
露地物も出始め,収穫のピークは6月中旬から7月にかけてとなります.
夏が楽しみだね!!
スイカは野菜なの!?
普段の生活圏における皆さんの認知では,もしかしたら「果物」かもしれませんが,スイカは木にはなりません.
「木になる」ものという果物の定義から考えると,スイカは野菜に属します.
しかし,売り出し方や取り扱う団体によっては,果物として取り扱われたり,野菜として取り扱われることもあります.
かつて,アメリカでは輸入の際に,野菜には税金がかかり,果物には税金がかからなかったという事例があり,トマトは果物だ!なんて言われたこともあるよ!
農林水産省の方も,はっきりと,区別はしておらず「果物的野菜」という言い方をとっております.
果物的野菜だと,とりあえずは野菜なのでしょうね!
木の上にならないので,イチゴもメロンもパイナップルも野菜といえば野菜ですが,これらは全部「果物的野菜」ということになるのです.特に厳密な線引きはないです.
食べ方
デザートとして,暑い夏に食べると体を冷やしてくれる効果があります.
夏バテに効果があります.かなり水分量が多いので,うっかり食べ過ぎには注意したいところです.
食べ過ぎると,利尿作用でトイレが近くなったり,お腹を壊す等の原因になります.
スイカは中央部が甘く,皮に近い部分は甘味が減ります.
中央部が均等に行き渡るように,カットすると甘味部分がバランスよく入ります.
スイカは味が落ちやすいので,なるべく早く食べきりましょう.
味
品種により,作る農家さんにより,糖度も味も変わります.
一般的にスイカは塩を少しだけふると甘味が増したように感じるため,一段と美味しくなると言われていますが,おいらは塩はかけません!
普通に食べるのが一番美味しいので!
そのままでも十分美味しいですが,少し塩味が入ると甘味が増すという味覚の不思議体験をまだやったことがない人は,ぜひチャレンジしてみてください.
栄養素と効能
以下の表に,赤肉のスイカ100gあたりの栄養素を記載しています.
栄養素 | 含有量 | 効能 |
---|---|---|
カロリー | 37kcal | 低い! |
カルシウム | 4mg | 骨や歯の形成 |
リン | 8mg | 骨や歯の形成 |
マグネシウム | 11mg | エネルギ代謝 |
鉄 | 0.2mg | 貧血改善 |
カリウム | 120mg | 高血圧予防 |
ナトリウム | 1mg | 体内の水分バランス |
ビタミンC | 10mg | 免疫力,老化防止 |
ビタミンB1(チアミン) | 0.03mg | エネルギ代謝 |
リボフラビン(B2) | 0.02mg | 脂質の代謝 |
ナイアシン(B3) | 0.2mg | 神経系,健康維持 |
パントテン酸(B5) | 0.22mg | 動脈硬化予防,ストレス緩和 |
ビタミンB6 | 0.07mg | 神経を正常に保つ |
ビタミンE | 0.1mg | 抗酸化作用 |
カロテン | 830μg | 皮膚や粘膜の健康維持!免疫向上 |
葉酸 | 3μg | 赤血球の生成・貧血改善 |
食物繊維 | 0.3g | 腸内環境を整える |
ベータカロテンとカリウムが豊富に,また,抗酸化作用をもつリコピンやアミノ酸の一種である「シトルリン」が含まれてます.
ベータカロテンは,赤橙色(せきとうしょく)色素の一つで,にんじんやビワなどに多く含まれます!
スイカにもベータカロテンが豊富に含まれますね!
必要に応じてビタミンAに変換され,皮膚や粘膜の健康状態を維持したり,免疫力の向上を促進します.
また,目の健康状態も維持してくれます.
カリウムや「シトルリン」により,むくみや利尿作用の効果が期待できます.
シトルリンは,タンパク質を構成しないアミノ酸の一種なんだって!なかなか他で摂ることができない栄養素なので,好き嫌いせず,夏にはスイカも食べようね!
栽培方法
スイカは高温と強い日光を好むため,日当たりがよい畑でよく育ちます.
土壌はあまり選びませんが,水はけがよいことが条件です.
開花後30日過ぎに,それまで日陰であった方を日が当たるように置き直しをします.
また,確実な着果のためには人工授粉が必要になります.
「つる割病」が発生したら,治すことができないので抜き取って処分します.
その後同じ畑で4~5年はスイカを栽培しないようにします.
スイカの栽培は初心者にとっては多少ハードルが高いですが,管理さえできれば十分に収穫は可能です!
こちらの画像は友人の方から頂いたものです.
スイカへ追肥,株元にOK-F-3を水に薄めて灌水しているとのことでした!
おいらも余裕が出来たら育てるよ!
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