【再生栽培】スーパーのパイナップルの上部のヘタを使って!【食べ終わったら植えてみよう】
この記事のポイント
  • ヘタを収集後,日陰で1週間ほど乾燥して土へ!
  • 2年から3年程度で完成する!
  • クローン繁殖なので,美味しい品種のヘタを使う!

けんゆー

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こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

今回は「パイナップルの再生栽培」について紹介していきたいと思います.
パイナップルを食べた後は,ぜひ,上部の草の部分(冠芽)を使って,再生栽培していただけたらと思います.
管理もとても簡単ですし,また2年後に美味しいパイナップルができるかと思います.

けんゆー

動画も見たい人は見てね!


この動画を見てくれた方々のコメントはこちら.

さて,この記事では,パイナップルの再生栽培の重要な部分,エッセンスを抜き出して,シェアしていきたいと思います.

エッセンス.

ヘタを使おう!

パイナップルには,多くの品種があります.
現在は,スーパーや直売所などで多くの品種が手に入ると思います.


けんゆー

9つの品種を食べ比べしてるよ!

ヘタを使って増やす方法は,クローン繁殖と言って,食べたものと同じ性質を持ったものができます.

けんゆー

種から増やすと品質はバラバラになるけど,ヘタから増やすと一緒なんだね!


そのため,自分が食べてみて,美味しい!と感じる品種のものを使ってください!
もちろん,栽培管理・肥培管理にもよるのですが,形質的には同じものができます!

パイナップルの場合は,ヘタを収集したすぐは,日陰で1週間くらい乾燥させておくと良いです.
これは,パイナップルがCAM植物であるという構造上の問題で,日陰だと特に枯れません.
上の図は,水に挿して発根をさせておりますが,日陰放置でも発根はされます.
発根後は,そのまま鉢植えに入れてください!

土を作る

土を作る上で大事なのは,土質,pHです.
パイナップルは,酸性を好む作物です.
大体pHが5程度の状態にします.

また,排水性,保水性,保肥性などが同時に担保されているとなお良いです.
今回は,赤玉土を中心に,鹿沼土,野菜の培養土をブレンドしました.
土を作るとき,ブレンドがめんどくさかったら,ブルーベリーの土を使っても良いです.

温度に気を付ける

パイナップルは熱帯の作物なので,温度に敏感です.
15℃を下回ると,成長が止まり,5℃程度で枯れる可能性があります.
そのため,冬の間は,室内に入れて保管するなどをされてください.

鉢底石を入れます.

散水用の水は,雨水を活用します.
カルキが入っておらず,安心して使うことができます.

パイナップルは,沖縄県では,今帰仁村とか国頭,東村などが有名ですよね.
広大な赤土に広がるパイン畑は見所満載です.

今回,元肥には,牛糞堆肥を活用しました.
堆肥は,肥料成分がとても少ないですが,普段畑に入れているものを使っております.
その上に,腐葉土を撒いております.

土を作り終えたら,pH計で,5付近であることを確認してください.

ちなみに,この植え付けたパイナップルは無事に成功して食べることができました.

もっとパイナップルについて詳しく知りたい方は,ぜひ以下の動画をご覧ください.