【低コスト】畑の水はけを劇的に良くする方法!?
この記事のポイント
  • 縦穴を掘って硬盤層より上に溜まった水を抜く!
  • 穴を掘ることによって,空気との接触面が増える!
  • 地下水が逆流してくる場所は注意が必要!

けんゆー

ハイサーイ!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

本日は「畑の排水性を劇的に良くする方法」というお話をしたいと思います.
僕も初めは,こんな嘘みたいな話があるのかと思ったのですが,どうやらかなり効果があるみたいで,ぜひお聞きいただきたいなと思います.
水はけに困っている人,排水性の良いところでしか育たない作物,野菜や果樹を栽培されている方のご参考になれば幸いです.

縦穴を掘る.

早速結論からお話ししたいと思います.
水はけを劇的によくするための方法とは「縦穴を掘る」というものです.
今回のお話は,現代農業2021年3月号を参考にさせていただきました.
この記事を読んで僕も早速試したい!と思って,来週にでも取り掛かろうと思います.

さて,本題ですけれども,本書では,縦穴を掘ることによって,排水性が改善され,グジュグジュの畑がすぐに乾くなどご紹介されております.
では,なぜ穴を掘っただけで,排水性が上がるのか?そしてどのように,そしてどこに穴を掘れば良いのか,ご紹介していきたいと思います.

なぜ穴を掘ると排水性が上がるのか?

大きく分けて以下の2つの理由があります.

  • 雨水の浸水・透水を妨げている硬盤層から水が抜ける.
  • 土壌中へ空気が入り,地表と空気の接触面が増える.

では,それぞれ深掘りしていきたいと思います.

硬盤層から水が抜ける

水はけの悪い一番の原因は,土壌の中の大体,地表から20cm下くらいに硬盤層という硬い層ができている場合が多いためです.
この硬盤層などは,トラクタや管理機などを用いて機械耕運する際に,土の中15~20cmくらいまではかき混ぜることができるのですが,それ以下になると,逆にロータリーが地面を叩き,踏圧(とうあつ)して,固めていき,これが水を通しにくくする層になります
不透水層(ふとうすいそう)ともいう場合がありますね.

なので,こう言った硬盤層に縦穴をほって,物理的に壊しておくということが水はけの良い畑を作るポイントになります.

畑には多少,傾斜がある場合があり,水位が低いところから水が溜まっていくのですよね.
雨量が多いと,地下に透水しなかった水の水位がどんどん上がっていくことになります.

そのため,最も良い縦穴を掘る場所は,畑の中でも毎回水が,初めに溜まる場所に開けておくと良いと言います.
直径10~15cmくらいの穴を深さ60cm程度掘ると十分であると言われております.
堀った穴には,モミがらを入れていたり,完熟堆肥を入れておいたり,竹を入れておくとと良いようです.

けんゆー

そのうちのどれかを入れると良いと思うよ!

土壌中へ空気が入り,地表と空気の接触面が増える!

もう一つの理由が,穴を掘ることによって,物理的に地表と空気との接触面積が増えるというものです.
そして,土の中の微生物や植物が活性化していき,長期的に,水はけの良い畑になっていくというものです.

植物の根っこが求めるのは,ほとんどが肥料ではなく,まずは空気なんですよね.
なので,常に水に浸かった状態や,空気の層がない状態が続くと,大体枯れます.


けんゆー

詳しくは,上の記事を見てね!


なので,土壌の構造として空気が入りこめる層がどうしても必要なのです.

本書では,新潟大学農学部の粟生田忠雄(あおうだただお)先生(現在助教の先生)の記事が読めるのですが,
土の中に穴を掘ることによって,空気だけではなく,水や温度,ガスなどの動きも活性化し,植物や土壌微生物の生育にプラスに働くと言います.

さらに面白いことが,この縦穴が空気の渦を発生させて,より土壌中の空気や水,ガスなどのいわゆる流体というものが,土の中の細い部分にまで入っていき,土の中の動きをすごく良くするのだという主張がありました.
確かに,お風呂の栓を抜いた時とか,ペットボトルを逆さにして水を出す時など,内側の流体は渦巻いていることが多いですね.
この渦が,土と空気や水などの流体と親和性・連動性を高めて,土を活性化していくということなんですね.

けんゆー

早速僕も,自然農をしているところに試しに掘ってみるよ!

縦穴の掘り方.

縦穴の掘り方なのですが,優先的には,水が滞留する場所です.
60cmくらいの深さで掘ってください.
畑の畦や,畝と畝の間の端の部分などですね.

畑の隅に数か所ほどでも効果があるみたいですが,
余裕があれば,増やしても良いと思います.
あまり掘りすぎると,水が抜けすぎて,カラっカラになるかもしれないので,5~6か所,掘ってみて様子を見てください.

本書ではニンジンや小菊(こぎく),ダイズやソバ,ブドウなどの畑が紹介されておりましたので,気になる方は本書「現代農業2021年3月号」を読んでみてください.

けんゆー

とても楽しかったのでおすすめしておくよ!

掘る道具

縦穴を掘る道具も,色々とあるみたいですね.
電動式からエンジン式,オーガと呼ばれる螺旋状の刃物がついたものから,複式ショベルという人力のやつですね.
本書には,そういった道具の紹介もされておりました!