【あまSUN】沖縄県の高級柑橘!12月付近にしか出回らない希少な柑橘!
この記事のポイント
  • 品種名「天草」,紅まどんなの親になった品種.
  • 糖度が高く,甘くて美味しい!
  • オレンジ系の柑橘から酸味を引いたような甘さ!

けんゆー

ハイサーイ!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

勉強机の上がみかんだらけな日々をお送りしておりますが,皆さんはいかがお過ごしでしょうか!

本日は沖縄県の高級柑橘と言われる「あまSUN」を食べましたので,共有しておきたいと思います.
重さを測ると150g程度でした,一回り小さいサイズのあまSUNですね.

 

あまSUNについて

あまSUNの特徴をまとめておきます.

  • 沖縄県の高級柑橘.
  • 1995年に品種登録がされた.品種名は「天草」.
  • 「甘い」を琉球方言で「甘さん」そこから「あまSUN」へと!(日に当たって甘味がましたという意だと!)
  • 「清見タンゴール×興津早生みかん」と「ページオレンジ」の交雑.

  • 一般的に糖度は12%~,とても甘いとされる.
  • 果肉は柔軟多汁.とろける食感.単為結果なので種が少ない.
  • じょうのう薄め.皮が剥きにくいのでスマイルカットがおすすめ!

  • 12月〜1月上旬辺りまで!沖縄の直売店,ファーマーズやスーパーでよく見られる.

食レポ

中を割ると,とてもジューシーな柑橘が飛び出してきました.
天草という品種,とても皮が剥きにくいので,今回は包丁でスマイルカットにして皮を剥いていきました.

一口食べると,確かに酸味がなくて非常に美味です.

こちらの「あまSUN」,品種名は天草なのですが,この天草と南幸という品種を掛け合わせたものが「紅まどんな」なのです.

けんゆー

どっちかっていうと,紅まどんなの方が美味しかったです!

紅まどんなは,みかん系とオレンジ系のバランスが絶妙でかなり美味しかったのですが,今回のあまSUNはちょっとオレンジ系の力が強く感じました.
みかん系とのハイブリッドというよりは,オレンジから酸を引いたような感じです.

しかし,とても甘くて美味しいのです.
じょうのうがかなり薄いので,口当たりがすごく良いです.
種も非常に少ないので,そういった面では食べやすいのかなと思います.

沖縄の在来種みかんの種の量に比べたら,種無しも同然です.笑

単為結果性の果実なので,種が少ないです.
それでもできる種は,もしかしたら花粉がついて種子ができているのかもしれないですね.

糖度について

実測値の糖度は9%程度でした.
あまSUNは基本的に12%以上あるときいていましたが,かなり小さい値でした.
ちょっと旬を外してしまったのか,それとも選んだ個体が糖度が小さかったのか.

この時期の沖縄もだいぶ寒くて10度くらいになってきているのですが,みかんが美味しい季節なのでちょっと嬉しいですね.
上の写真は,桶柑(タンカン)といずみ紅,そしてあまSUNです.
沖縄の柑橘,食べ比べも楽しいのでぜひやってみてくださいね!