【バナナ栽培3】袋がけをして病害虫や太陽,雨よけをしよう!
この記事のポイント
  • 島バナナ栽培について共有!
  • アザミウマの特徴や被害について解説!
  • 袋がけの大事さや,袋がけをしていない状態のバナナをシェア!

けんゆー

小さいことも大切に,,,!!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

前回は,バナナの株分けの方法についてシェアしました.


バナナは種で繁殖するのではなく,タケノコのようにで増えるので,上記の方法によって数を増やすのですね.

さて,現在の沖縄県は,梅雨がようやく晴れて,本日からかんかん照りなのです.
そんな嬉しい日に,島バナナを収穫することができました.

ふと収穫したバナナを見てみると,かなり大きくなっていましたが,これまでバナナに袋をかけていませんでした.
そのせいで,果皮は黒ずみ,美しい見た目を失ってしまいました

今後,このような事態が起きないように,もう一度「袋がけの大切」を確認していきたいです.

袋がけなしの被害!

左側は南国系の品種不明のバナナ(調査中)と,右側は島バナナですね.
この日に収穫しました.

本来であれば,木の上で完全追熟させておきたかったのですが,今回は我慢できずにとってしまいました.

けんゆー

そこそこ黄色く色づいているような気もするよ!

そして,袋がけをしていなかったので,果皮が所々かなり黒ずみがあります.

考えられる原因は

  • 害虫被害.
  • 太陽からの紫外線.
  • 雨.

です.得体の知らない害虫がやっぱりいました.

写真の解像度が悪くてごめんなさい.
アザミウマではないと思われますが,このような小さい害虫が加害するケースは考えられます.
バナナからはの食害痕からは判断できないですが,チャノキイロアザミウマミナミキイロアザミウマ(もう一回り大きく,被害痕がもっと白っぽくかさぶたチックになる)などもバナナを加害する可能性はあると考えます.

チャノキイロアザミウマの特徴
  • 体長約0.8~0.9mm(成虫),
  • 身体は黄色く,前羽を閉じると身体の中央部に黒い線が見える.
  • 超俊敏な動き.
  • 果実や葉っぱ(新葉)に口針を刺して吸汁.
  • 被害痕は,黄変,硬化,黒ずみ,かさぶた状の痕,落葉など.
  • 水分に弱いので適度に散水すると良い.
けんゆー

アザミウマは本当いろんなところにいるよね!

バナナゾウムシもいる!

バナナツヤオサゾウムシも厄介な害虫の一つです.
成虫は4~6月付近に集中的に多く発生する傾向にあります.

この害虫は,バナナの仮茎の方に,幼虫を産み,穴を開けます.
仮茎がスカスカになり,風などによって転倒しやすくなります.
見つけたら捕殺してください.
バナナツヤオサゾウムシの周年経過情報はこちらをご覧ください.

ビニール袋での保護

無農薬栽培をしているので,そこそこ病害虫の餌食になったりしますが,果樹の場合は,袋をしていると防げるケースが多いです.
これで,アザミウマの被害が小さくなればかなり嬉しいです.
太陽の紫外線除去や,雨除けにはなると考えます!

あっ!ちなみにこちらの青い袋は近所のJAさんにて一枚30円で購入しました!
サイズはかなり大きくて,多分かなり房が連なるバナナもいけます.

パンチ穴が所々に空いていて,上下吹き抜けの袋でした!

畑には,これから収穫を迎える綺麗な状態の島バナナが現在のところ8株ほどできているので,彼らも全て青い袋をかけました!

それにしても綺麗ですね!
しっかり大きく育っていって欲しいです!
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