- フルーツ泥棒にあわないための事前の対策
- 畑の近所の人と日頃からコミュニケーションをとる.
- 泥棒行為をさせてあげないようにするにはを考える.
ハイサーイ!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
この前フルーツドロボウに遭ってしまったのですが,本日は僕が普段から行なっているフルーツ泥棒対策についてお話をしたいなーと思います.
まず初めに言っておきますが,もちろん悪いのは泥棒です.
しかし,泥棒が100%悪いよね!という話にしてしまっても,泥棒が減るわけではないので,また被害が出ますよね.
そのため,フルーツ泥棒にあった生産者さん,事前に何かできなかったのか,こちらには非がなかったのか,を考えるべきなのですね.
盗まれた現場
月曜日,畑の奥の方でバナナの株を直していると,一台の車が畑に泊まりました.
ん!?と思って降りてきたおじさんを眺めていると,僕たちのグァバを勝手に収穫をしていました.はじめは父親の知り合いかな!?と思いましたが,,フルーツ泥棒でした.
僕らの圃場(畑とか農場とかの総称)は,露地(外)にあるので,盗まれるのは仕方のないことなのです.
また,僕は盗まれるものだと思っていますし,まあ仕方ないのです.
フルーツ泥棒おじさんの腕一杯に抱えられたグァバを見つけた時,僕は
「好きなだけ持っていってもいいのですが,僕らも生活があるので,自分が食べられる分にしてくださいね!」
と言いました.
そうすると,フルーツ泥棒おじさんは申し訳なさそうな顔をして謝ってくれて,結果友達になりました.
僕がどんな人なのか,向こうがどんな人なのかを知ると,泥棒行為は減ると考えています.
やっぱり泥棒した方も人間で,顔が見えない環境だと,泥棒は起こりやすいのですね.
例えば,車を運転していると,やけに攻撃的になるのが人間の特徴です.
運転手がどのような人なのかや,そもそも友達である場合は,そのような攻撃性は無くなります.それと一緒ですね.
泥棒行為をさせてしまっている人はだれ!?
また,僕自身,泥棒行為をさせてしまった僕が悪いと考えているので,特に怒りはないです.
そりゃ露地栽培だと,いくらでも盗むチャンスはあるのです.
これも例えば,机の上に財布を置いて席を外すと,盗まれてしまう可能性があります.
人間というのは多様であり,バレなければ盗んでも良いという考え方を持つ人もおります.
そのため,そのような環境(机の上に財布を置いて席を外すという状況)を作り上げてしまった人にも分があります.わざわざ道徳に反する行為(もしくは犯罪)をさせてしまっているのですね.
つまり,道のそばで何も囲いをせずフルーツを作っている僕にも非があると考える方が妥当です.犯罪が発生するような環境を僕が自ら作っているのですね.
なので,僕は周囲の人になるべく僕のことを知ってもらおうと思って農作業をしてます.
できた農作物は先ず周囲の人たちにおこがましくもプレゼントします.
僕のことを知ってもらって,泥棒をさせてあげないような関係性を築いていた方が,ハウスを作ったり,防犯カメラを設置したりするコストよりも断然に安上がりです.
ちなみに,よく犬の散歩をしている中学生の子もいるのですが,その子には「好きなだけフルーツを持っていっていいよ!」と言っております.その子が泥棒になる可能性を排除してあげるという僕なりの優しさだったりします.長期に渡って,この村で生活を続けていくということを決意したので,最も合理的な露地栽培を行なっているのです.
そして,たまに色んな食べ物や飲み物をいただけます.
地蔵に傘を無償で被せていったおじさんの気持ちが分かります.
偶発的な事故にも全て原因がある.
例えば,言葉が悪いですが,落雷に遭って亡くなってしまったとします.
しかし,防ぎようのない事故というものはありませんね.
何か予想だにしない事故が起こったとしても,全ての物事には原因があり,対策が打てるはずです.
日本はよく天気の崩れる国ですから,家の近くで落雷に当たったのでしたら,例えば,避雷針をつけておくべきだったとか,
そもそも雷がなっているときには外に出ないとか,
工事現場の近くでは特に命に関わる事故が多いのですから,ちょっと遠回りをしてでも,工事現場を迂回して,目的地に行くとか,事故を発生させないような工夫はできたりするのですね.
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