【家庭菜園】鉢植え栽培(プランター栽培)の4つのメリット!庭や畑に地植えするよりも良い!【果樹栽培】
この記事のポイント
  • 木を小さく作れて管理がしやすい!
  • 地植えよりも果実がつきやすく,収穫が早い!
  • 移動ができるので,災害に強い!

けんゆー

ハイサーイ!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

本日は鉢植え栽培4つのメリットについて解説していきたいと思います.
果樹を栽培したいけど,お家に庭や畑がないよ!という方でも大丈夫です.

というかむしろ,鉢植え栽培の方が,管理がしやすく良質な果樹を作ることのできる可能性が大きくなります
初心者の方でも大丈夫です!
現代は,ホームセンターに行くと,10号ポットや8号ポット,さらに果樹に適した土や鉢底石(はちぞこいし)などが売っていてすぐに始めることができます.

では,早速鉢植え栽培のメリットをご紹介していきたいと思います.

鉢植え栽培の4つのメリット

鉢植え栽培のメリットは以下です.

  • 木の矮小化.
  • 実つきがよく,早く収穫できる.
  • 災害(天候・環境変化)に強い.
  • 虫の防除・土・肥料の管理がしやすい.

では,それぞれ一つずつ深掘りしていきます!

木の矮小化(わいしょうか)!

果実を作るという目的のもとでは,木を小さく作るというのは大きなメリットになります.
2m以上のサイズの木を作ると,果実が収穫できにくかったり,木の管理がしにくくなったりします.

そのため,木をコンパクトに小さく作ることが求められます.

畑での地植えと比較して,鉢植えで果樹を育てる場合,木が小さくなります.
この理由は,根っこが広がらないためです.

果樹や樹木というのは,地上部の木の枝のサイズと,地下部の根っこのサイズは上手くバランスをしています.
そのため,畑では根っこが無尽蔵に広がりやすいので,木が大きくなりやすいです.

鉢植えで木を栽培すると,根っこの領域が制限されている(ポットのサイズによる)ので,地上部の木が大きくなりません.

根域制限(こんいきせいげん)とは

経済栽培されている方でも,木を小さく作るために,根域制限をしている農家さんは多いです.
根域制限というのは,根っこの生育の範囲を制限するというものです.

鉢で育てたり,地中に防根シートを埋め込んだりして,木の矮小化をしている方も多いです.
また,枝の剪定をした際には,根っこも同時に切り詰めて,徒長枝を防ぐという方法もあります.

実つきがよく,早く収穫ができる!

一般的に,鉢植えで育てた果樹の方が,畑で育てる果樹よりも,実つきがよく,早く収穫できることが言われています.
これは,木の矮小化と絡んできますが,枝や葉っぱを増やす方向に養分を使わない分,花芽形成や果実肥大に養分が使われるからです.

また,いち早く花芽を形成させたい場合は,接ぎ木苗を選ぶことをオススメします.
接ぎ木の説明は,以下のブログが分かりやすいです.

災害(天候・環境変化)に強い

鉢植え栽培の果樹は,移動できるという利点があるので,災害にものすごく強いです.
畑での栽培でしたら,不織布を巻いたり,寒冷紗被覆などをして寒さや風から守りますが,やっぱり限界があります.
鉢でしたら,台風や大寒波の際には,室内に移動して防ぐことも可能です.

また,本土では栽培が難しいと言われる熱帯果樹も,鉢植えによって可能になります.
ぜひ挑戦してみてください!

台風に弱い島バナナなどは鉢栽培だと安心!?

よく台風の時期にぶつかる島バナナですが,根っこが浅いので強い風で転倒してしまうのですよね.
そうなる前に,外でも鉢植えにして栽培をしているという人を聞いたことがあります.

台風が来たら,事前に鉢を倒して,強風で根元から折れるのを防いでいるのだとか,,,頭が良いですよね.

虫の防除・土・肥料の管理がしやすい

鉢植えだと,管理がしやすくなるので,虫の防除がしやすいです.
また,畑だと,いろんなところから多くの害虫が飛んでくるのですが,鉢植えで適所で育てると,なかなか虫の被害もあいにくいです.

さらに,土や肥料の管理も簡単です.
畑だと,大規模な土壌改良などが必要になるケースがありますが,鉢植えだと,そもそもたくさんの土が必要ではないですし,肥料も同様です.
今で,ホームセンターで果樹用の土も売ってあるので,はじめの肥料が不要なものもあります.

動画解説

上の方で,動画による解説もしております.
どうぞご覧ください!

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