心から美味しい不知火（デコポン）を紹介したい．

こんにちは．けんゆー（@kenyu0501_)です．

衝撃を受けました．
また，長崎の平田守さんから柑橘を送っていただきましたが，今回も美味い．
「美味しい不知火があるよー！」ということでしたが，本当に美味しい不知火でした．

そして，黄金柑も同時に送っていただきました．こちらもとても美味しかったです．

不知火はなんと糖度を計測すると，18度を超えており，びっくりしました．

不知火は，実は巷では「デコポン」と呼ばれておりますが，実はこれにはちょっとした決まりがあります．デコポンというのは，実は商標であり，熊本県果実連の基準（糖度13度以上，酸度1度以下）を満たしたものでないと，そう呼べない決まりになっています．以下，不知火およびデコポンについて詳しくみていきたいと思います．

不知火（デコポン）について

不知火について簡単に紹介します．

• ミカン科ミカン属．
• 学名「(Citrus unshiu × C. sinensis) × C. reticulata」
• 「清見タンゴール」と「ポンカン」の交雑種．
• 熊本県，愛媛県，和歌山県，広島県，佐賀県がほぼ生産してる．
• デコポンは，不知火や安芸の輝き，佐賀果試34号，肥の豊などにおける商標．
• デコポンは，熊本県果実農業協同組合連合会（熊本果実連）の出す規格にあうブランド．
• 糖度13%以上，酸度1%以下のものがデコポンとなる．
• 晩柑系統の柑橘（冬から翌春）で，遅い時期に流通がなされる．

外観や食味の特徴など．

デコポンと呼ばれることもあり，不知火は，果梗部にデコが現れやすいです．

また，デコが目立たず，ちょっと平たいものもありますが，今回送っていただいたものは，デコがある方がコクがあり，味質も深みがあるように思いました．

果皮のハリは，そこまでなくちょっと萎れたような感じになっておりますが，ただし果肉はとても濃厚でとにかく衝撃を受けました．僕もそうですが，家族も友人も「こんな美味いデコポンは食べたことがない」と絶賛してました．

デコポンはかなり糖度が高いものもあるが，収穫後，酸が抜けておらず酸っぱさが強いというものもありますが，こちらは，糖度の酸度のバランスがとても良いですね．今回平田守さんからプレゼントをいただいたものは，せがた果樹園さんというところのものなのですが，4月まで木なりでおいてるようです．その他，ハウス栽培や，肥培管理なども徹底されている様子で，味にはかなり納得です．

一般的に不知火というと，晩柑なので，3~4月あたりから多く見かけると思います．
沖縄のファーマーズでも本土のものが，3~4月あたりに並んでいることが多いです．
ただ，農家さんや，場所によっては低温貯蔵されたものが，6月上旬まで出荷されるということも，されております．

じょうのうも薄く，サジョウもしっかりしていてとても美味でした．

不知火からの育成された果実．

不知火の珠心胚実生から，色々な果実も出てるみたいですね．

• 安芸の輝き（あきのかがやき）：広島県が育成，減酸が早いと言われる．
• 肥の豊（ひのゆたか）：熊本県が育成，高樹勢，食味も良い．
• 佐賀果試34号：佐賀県，洋梨型，大きく酸味が低い．
• 真鍋不知火（なまべでこ）：不知火よりも早生．中野3号ポンカンを交雑．

他にも，不知火の枝変わりとして「大将季（だいまさき）」というものもある．

色々な変わり品種があるのですね．
それぞれ，食べていきたいですね．

Youtubeにて実際の食レポ！

Youtubeにて，実際に食レポをしました．
ぜひ，見ていただけたら嬉しいです．コメントもいただけると，飛び跳ねて喜びます．

ぜひ，もっと美味しいものや，おすすめのものがあったら教えてください！！
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