【アテモヤ栽培5】アテモヤの花の中にクリイロデオキスイが!受粉してくれているのかな!?
この記事のポイント
  • 開花時期,湿度の高い時に飛んでくる甲虫!
  • クリイロデオキスイがかなり沢山いました!
  • 形の良い果実を作ろうと思うと,やっぱり人工授粉の方が良いよ!

けんゆー

森のアイスクリームだよ!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

一般的にアテモヤには人工授粉をした方が結果率が上がります.
前回,人工授粉のやり方もご紹介しました!


アテもやの花は両性花ですが,雌雄異熟型なので,先に熟している雌しべに雄しべをつけておくのでしたね.

そして,人工授粉に成功して,ミニアテモヤがついていました,


ぜひ,こちらの記事をご覧ください!

畑の中には,数本アテモヤの木々があるのですが,ほとんどの木のが開花してきました.
人工授粉を可能な限りやっているのですが,本日,なんと,受粉を助ける訪花昆虫をみつけたのでご紹介しておきます.

訪花昆虫(甲虫)について!

こちらです!アテモヤの花を広げようとすると,いきなり中から出てきました!

拡大してみます.
クリイロデオキスイですね.
体長は3mm程度で,かなり小さいです.
湿度の高いところには,しばしば発生しますね.

幼虫の期間が非常に短いので,あっという間にかなりの数になるようです.
カビが生えている食品や,穀物の粉トウモロコシの粉などがあると発生しやすいようです.
受粉目的で発生するのは嬉しいですが,食品の中や貯穀の中からいきなり出てきたらびっくりですよね.
そのせいで不快な害虫だと言われることもあるようです.

けんゆー

衛生管理しっかりねー!

かなりの数のデオキスイが出てきました.
花を開けようとすると,ポロポロ出てきて,すぐどこかに飛び去ってしまいます.
動きが早いので,写真を取るのが大変でした!笑

クリイロデオキスイの受粉も大変ありがたいのですが,結局は自分でも人工授粉をやっています!

けんゆー

その方が確実だからね!

ただ,クリイロデオキスイなどのケシキスイ科は,果実食害部(他の虫によって食べられた部分)に侵入して,被害を拡大させ,腐敗を促進させるので注意が必要です.

また「熱帯果樹の栽培 完熟果をつくる・楽しむ28種」には,クリイロデオキスイ以外にも,アテモヤの訪花昆虫があげられていました.

画像だけ,本書から引用しますが,詳しい内容は本書をご覧ください!

アテモヤの様子!

6月1日現在,アテモヤの果実がかなり肥大化して,大きくなっていました.
訪花昆虫による受粉もできなくはないのですが,形の綺麗なものを作ろうと思うと,やっぱり人工授粉をした方が良いですね.

はい,それではまた,もう少し果実の肥大化をさせてみて,いい感じになってきたら,また報告したいと思いますー!

けんゆー

読んでくれてありがとー!!


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アテモヤについて徹底的に書きましたので,ぜひご覧ください!