- 沖縄でよく目にするヘチマってどんな野菜か解説!
- 意外な使い方について紹介!
- 栽培方法などについてもシェア!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
これって野菜?植物?と思われがちなヘチマを取り上げたいと思います!
沖縄ではよくスーパーなどで見かける定番の野菜だけど,他の地域では珍しかったりすると思うよ!
ヘチマといえば,子供の頃に庭で育ててヘチマスポンジを作ったことがある…という人も少なくないかと思います.
ちなみに,沖縄ではヘチマのことを「ナーベーラー」と言います.
「鍋を洗うもの」から「ナーベーラー」となったと言われていますが,沖縄でもかつてはスポンジとして活用していたのですね.
現在は,普通に食べてるよ!笑
今回は,そんな少し変わった野菜,“ヘチマ”についての紹介させていただきます.
ヘチマってどんな植物?
ヘチマと言えばズバリ,緑色の綺麗なツルが思い浮かぶ人が多いでしょう.その通り,ヘチマはツル科の植物で夏になるととても綺麗な緑のカーテンを作ってくれる植物として広く親しまれています.
8月から9月頃,夏に大ぶりの実がツルから下がっている様子,一度は見たことがあると言う人も少なくないはずです.
ヘチマの意外な活用法なの?
ヘチマのイメージといえば,へちまのスポンジを思い浮かべる人が多いのかもしれません.
完全に枯れてから皮を取り除くと,スポンジのような繊維質が残っていて,それをたわしとして利用する,というのが広く知られるヘチマの活用法です.
へー!そんな活用方法もあったんだね!
さらに水分の多い大ぶりの実は化粧水の精製にも使われています.
実が1番大きくなった時に収穫して,容器に逆さにさしておくとポタポタとヘチマの水分が落ちてきてそれを化粧水にするのです.
このように,昔から食べるというよりかは“生活の味方”としての側面が強いと思われがちなのかもしれません.
天然の化粧水になるんだね!是非試してみると良いかもしれないね!
ヘチマの実は普通に食べられる野菜としても大人気なんです.
九州〜沖縄あたりでは普通にスーパーに旬物野菜で並んでいるのです.
水分がたっぷり含んでおり,ほんのりと甘い瓜であるヘチマを使って作るお味噌汁や煮物は関東圏ではあまり知られていません.
ちょっと勿体無いですね!
沖縄に来た時にでも食べてみてね!!
ヘチマを育てたい!
たわしが作れて,化粧水にもなり,さらに食べられる野菜,ヘチマ,
そんなヘチマを育ててみたい!という方もいると思いますので,ちょっと共有しておきます!
おいらも実は育ててみたいので記事を書いているのです!!笑
ヘチマはとても育てやすく,小学校の理科の授業で育てた経験があるという方もいるのではないでしょうか.
大人になってもまた,あの緑のカーテンを作ってみたいな...と思う人に,ヘチマの育て方をざっくりと紹介します.
種まき
苗を購入せずに種から育てたい,という人は,まずは種撒きをする事になります.
ヘチマの種蒔(たねまき)は主に4〜5月です.
土から1cmくらいの深さに埋めてたっぷりの水と太陽光で育てます.
水やりの頻度は土が乾いてきた具合を目安にあげますが,あげすぎると根腐れなどを起こしてしまいうまく双葉が出てこない,という事になってしまいます.
種から植物を育てたい人はどうしても植物を過保護にし過ぎてしまうものですが,やりすぎにはくれぐれも注意するようにしてください.
苗の移し替え
ヘチマの花,綺麗だよね!
地面にそのまま植えてしまう地植えと違い,基本的には苗をプランターで育てる人が多いのではないでしょうか?
その場合は,家の壁などにカーテンを作るための網を設置する必要があります.
フェンスがあるならばそれを活用するのが楽でしょう.
苗同士の距離は30cmほどが適切です.
あとはどんどん育って行くのを毎日水やりをしつつ楽しむだけ!というのがヘチマの育成方法です.
摘芯は必要なく,もし上の方まで伸びきってしまったら摘芯をすると脇目がでてくるので空いている網に巻きつけてあげるとそこからまた伸びてくるのです.
とても簡単な育成方法ですが,夏の暑い時期になってくると水やりを朝夕二回ほど,と覚えておくといいでしょう.
難しくなく,ぐんぐん育つ,素敵な野菜です.
もし,この記事で「ヘチマって野菜だったんだ!食べられるんだ!」とヘチマに興味を持った方.
ぜひとも一度は自分で育てて,水分たっぷりでほんのり甘い夏の旬野菜を楽しんでみてください.
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