- 初心者でもプランターで栽培できるコーン
- アメリカで生まれた虹色の宝石のような品種
- だけど,そのままでは食べれない!!!笑
宝石に目がない人はだいたいこのコーンが好き
こんにちは.ラファエルさん風に挨拶させていただいた,けんゆー(@kenyu0501_)です.
近年,トウモロコシは白粒のものから生でも食べられるフルーツのような甘いものまで,さまざまな品種が増えてきています.
そのなかでも異彩を放つのがグラスジェムコーンという品種です..
従来のトウモロコシとは違い,1粒1粒が宝石のようにさまざまなカラーリングをしています.
いつか育ててみたいと思っているタイプのコーンなので,徹底的に調べてみたよ!
そんなグラスジェムコーンとはいったいどんなトウモロコシなのでしょうか!?
グラスジェムコーンの特徴や育て方などをご紹介いたします.
グラスジェムコーンってどんなもの!?
トウモロコシは日本でも馴染み深い野菜ですが,20世紀以上の歴史があり,世界中さまざまなところで栽培されています.
簡単にトウモロコシのおさらいからやっていきます!
トウモロコシのおさらい
トウモロコシは「デントコーン」「フリントコーン」「ポップコーン」「スイートコーン」「フラワーコーン」「ワキシーコーン」「ポッドコーン」の7種類に分類されます.
食用だけではなく飼料用やでんぷん製造用,鑑賞用,栽培種といった用途によって分類されます.
一般的に日本人が食べているトウモロコシはスイートコーンと呼ばれる甘味種です.
こちらの上のコーンが「スイートコーン」だね!笑
グラスジェムコーンとは!?
グラスジェムコーンはアメリカのオクラホマ州で開発されたトウモロコシになります.
この宝石のようなトウモロコシは遺伝子組み換え操作で産まれた品種ではなく,品種改良を長年続けたことで産まれた品種でした.
アメリカだからって,即遺伝子組み換えという印象は良くないのだよ!笑
グラスジェムコーンの一番の特徴は,その透き通った虹色の粒です.
別名,レインボーコーンとも呼ばれています.
黄色や緑,青,ピンク,紫など野菜には珍しい,さまざまなカラーが楽しめます.
グラスジェムコーンはある一介の農家で開発された品種で,日本では2012年に種の販売者がFacebookでグラスジェムコーンを発表したことで話題になりました.
世界一美しいトウモロコシとして有名です.
アメリカっぽい発想ですごくアーティスティックだし,食べるのが楽しくなっちゃう!!
グラスジェムコーンは「フリントコーン」に分類され,食用のトウモロコシになります.
フリントコーンはでんぷんが少なく,1粒1粒にくぼみがないのが特徴です.
粒の全体が硬いでんぷんの層に覆われており,スイートコーンに比べて食べた感触も硬いです.
そのまま茹でても硬くて食べることができないので,アルカリ性の水に漬けて処理する必要があります.
た,,,食べてみたい!!!!!笑
食べ方は?
フリントコーンに分類されるグラスジェムコーンは一般的に加工してから食べる種類になります.
普段私たちが食べているスイートコーンと違い,茹でたり焼いたりしてそのまま食べるという食べ方は向いていません.
前述したように,そのまま食べると硬く,甘味もあまり感じられない品種です.
スイートコーンに比べると実も房も小さいです.
グラスジェムコーンを美味しく食べるにはポップコーンにしたりトルティーヤにするのがおすすめだそうです.
トルティーヤは,トウモロコシを潰して作る薄いパンのことだよ!メキシコやアメリカの伝統料理!
ポップコーンにしたいときは実をばらしてからよく乾燥させて炒ることでポップコーンになります.
通常のポップコーンのように全体は白くなりますが,残った皮にカラフルな色味が多少残ります.
トルティーヤにするときは乾燥させた上で粉末にする必要があるのでなかなか手間がかかります.
そのまま食べれたらより一層良かったんだけど,,,,物事はそう上手くいかないね!!笑
また,実をばらさずにそのまま乾燥させると,インコやハムスターなどの小動物も食べられます.
やはりその見た目の美しさから,食用としてではなくドライフラワーなどにしてインテリアとして楽しむ人が多いようです.
グラスジェムコーンはどうやって栽培する?
グラスジェムコーンはこの見た目から,栽培は「従来のトウモロコシと違って難しいのではないか?」というイメージがありますが,決してそんなことはありません.
他のトウモロコシと同じ栽培方法になります.
そのため,個人でグラスジェムコーンを育てることも可能です.
他のトウモロコシと同じく,日当たりのいい土壌で乾燥しないように水まきをこまめにすることですくすくと育ってくれます.
畑でなくてもプランターでも手軽に育てられるので,趣味の一環として栽培しても楽しめます.
家庭菜園でもこんな綺麗なものができるんだ!!
しかし注意しなければいけないのが,他の種類のトウモロコシと一緒に栽培してはいけません.
お互いの遺伝子が影響しあうことで,グラスジェムコーンなのに見た目が黄色一色になってしまったり,他の種類のトウモロコシがカラフルになってしまったりする恐れがあるといわれています.
えー!!それもなんか面白そう!!!笑
グラスジェムコーンはトウモロコシという枠を超え,野菜のなかでももっとも美しい見た目をしているのではないでしょうか.
房が小さいのでドライフラワーなどインテリアにぴったりですね.
読んでくれてありがとー!
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