フクギについて!【フクギ並木を歩きながら】
この記事のポイント
  • 沖縄県備瀬のフクギ並木へ!
  • フクギは,防風林・防潮林などに活用されてた!
  • 雌雄異株というオスとメスのある木!

けんゆー

ハイサーイ!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

今回はフクギについて取り上げます.
沖縄県備瀬にあるフクギ並木を歩きながら,フクギの特徴などをご紹介していきます.

フクギ並木について

備瀬のフクギ並木に訪れました.
前日は,友人らと備瀬で飲んでおりましたので,若干二日酔いですが,朝から備瀬の街を散歩できて楽しかったです.
沖縄は6月20日現在,梅雨シーズンですが,この日は奇跡的に雨も降っておらず,歩きやすい1日となりました.

フクギ並木に入る手前に大きな木があります.
これは,モモタマナという木です.
沖縄では,クワディーサーと呼ばれております.

葉っぱの形もなんとなくフクギに似ております.
こちらも沖縄ではよく見かける木の一つで,耐塩性が高いので,沿岸部などによく生えております.
とても樹勢の強い木になります.

フクギ並木に入りました.

フクギは漢字で書くと「福木」となります.
縁起の良い木,幸福をもたらす木とも呼ばれております.
木々が太陽を遮り,涼しい空間が演出されております.

また,フクギは,真上にどんと高く大きくなる習性があります.
そのため,密植させて防風林防潮林などにも活用されております.

けんゆー

潮にも強い木なのですよね.

木の分類だと,オトギリソウ科の仲間です.
世界三大美果の一つにマンゴスチンというフルーツがあるのですが,それの仲間ですね.
ちなみに,世界三大美果は,マンゴー,マンゴスチン,チェリモヤです.

マンゴスチンについてよく知らない方は,こちらの記事をご覧ください.

マンゴスチンは,沖縄や日本で栽培するのがとにかく難しいと言われます.
そのため,自生してるフクギなどに接木をすると,なんとか栽培ができるとも言われてます.

けんゆー

試したことがないので,詳しくは不明ですが,接木はできるようです.

フクギ自体の果実は,そんなに美味しくないと言われてます.
主に,コウモリなどが食べて,種子を広げます.
人間が食べる時には,ジャムなどにして加工すると美味しく食べられるようです.

葉っぱはすごく肉厚でした.サボテンのよう.

フクギは,オスの木メスの木がある雌雄異株という特徴があります.
これは,遺伝的多様性を獲得するための生存戦略です.
しかし,両性も確認されております.

けんゆー

雌雄異株の木は他にも,ヤマモモ,イチョウ,キウイ,パパイヤなどがあるね

奄美などの地域では,フクギは火事場木として活用してた歴史があるようです.
火事の際に,隣の家に火が燃え移らないように,フクギを植えていたようです.

現在,果実は実ってませんでしたが,時期になると,ふっくらと黄色くオレンジっぽい果実がつきます.
また行きたいです.
この記事を読んでくれた方は,以下の記事もオススメです.