- 追熟後,果皮にシワが出てきたら食べごろ!
- ミズレモンという品種がオススメ!他にも多品種を紹介!
- ベータカロテン,ポリフェノールが含まれていて,お肌に良い!
毎日フルーツを食べれてHappy!!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
色々とパッションフルーツを食べてみたので,味のレビューとともに,パッションフルーツの特徴や栽培方法について詳しく解説していきます!
パッションフルーツといえば主に南国で育てられてきたフルーツですが,寒さに強いため日本の多くの地域で栽培ができます.
関東などでもパッションフルーツを栽培している農家さんがいるため,近年認知度が高まってきていますね!.
そんなパッションフルーツですが,スーパーなどで見かけることは少ないためどんなフルーツなのか想像できない人も多いのではないでしょうか.
パッションフルーツの栄養や味,育て方などをご紹介いたします.
パッションフルーツってどんなフルーツ
パッションフルーツはトケイソウ科で,アメリカ大陸原産のフルーツです.
日本では奄美大島が主産地でしたが,現在では東京都島嶼部や南西諸島,九州地方,沖縄県などでも栽培されています.
パッションフルーツの子房柱は十字架,雌しべは釘,副冠は茨の冠,巻きひげはムチ,葉は槍のように見えることから「キリストの受難の花」といわれています.
英語ではpassion fruitと書きますが,受難の果物という意味があります.
パッションだけど「情熱」の意味ではないよ!!
パッションフルーツは甘味の強いものも,酸味の強いものもあります.
果皮にししわができるまで追熟させて食べるフルーツです.
パッションフルーツには独特な爽やかな香りが高く,そのまま食べるだけではなくシロップやジャム,ジュースなどに加工されることも多いです.
日本のスーパーで流通している多くは輸入されたものなので,室温で3週間ほど追熟させると食べやすくなります.
甘味がほしい場合はシロップを混ぜるのがおすすめです.
炭酸水やオレンジジュースにパッションフルーツの果肉を加えても美味しくいただけます.
Youtubeで解説動画も出しているので,みてね!!
ここで,いくつか,実際においらが食べたパッションフルーツの品種を紹介していきます.
ルビースター:パッシフローラ・エドゥリス
ルビースターは一般的な小豆色のパッションフルーツですね.
十分な甘みの中に,ちょっと酸味があります.
パープル系の品種ですね.
果皮がこのようにシワシワになってくると食べごろです!
イエロー(ハワイアンリリコイ)
パープルよりも酸味が強く,酸っぱい味が好きな人にはオススメの品種です.
パープルにレモンを足したような味わいがします!
キングルビー
キングルビーは,パッションフルーツの中でもちょっと珍しい品種です.
八重山で選別交配された品種です.
適度な酸味があり,美しい赤色の果皮が特徴です.
果皮が分厚くて,器としても再利用できるぞ!
ミズレモン
ミズレモンの学名はパッシフロラ・ラウルフォリアと言います.
パープル,イエロー(リリコイ),キングルビー,ミズレモンを食べたけど,一番ミズレモンが美味しかったよ!!
上の動画は夏のミズレモンなんですが,ミズレモンは本来,冬に作られたものの方が美味しいのだそうです.
今度,また冬のミズレモンもゲットできたらyoutubeを撮るよ!
近所のシーゲーさんから,3種類のミズレモンをいただきました.
シーゲーさんは,ミズレモンを作るのがとても上手です.とても美味しいミズレモンをいただきました.
オオミノトケイソウ
パッションフルーツの中では世界一大きい果物を食べました.
オオミノトケイソウというものです.
食レポ動画もありますので,ぜひどうぞ〜!
パッシフローラ・アラタ
ちょっとミズレモンにも似てはいるのですが,味は全然違います.
甘さはちょっとメロンっぽく,ウリっぽく,といったような感じです.
酸味が無く,甘味が際立つので美味しいです.
種はこのような感じでした.播種してみたいと思います.
実際の様子を確認したい方は,上の動画をご覧ください!
パッションフルーツの栄養
パッションフルーツはヨーロッパでは医薬品としても利用されており,精神安定や不眠,気力回復などを改善するといわれています.
日本でもハーブティーとしてパッションフルーツは利用されており,副作用の心配がないのも嬉しいポイントです.
パッションフルーツにはビタミンA・B・C,βカロテン,カリウム,ポリフェノール,葉酸といった栄養素が豊富に含まれています.
老化防止や高血圧予防,貧血予防,糖尿病,生活習慣病改善といったものに効果が高いとされています.
パッションフルーツに含まれるβカロテンとポリフェノールは特に美肌効果が高いです.
血行を改善してしわやたるみの改善であったり,メラニンの抑制をしてシミを防ぐ効果があります.
パッションフルーツの育て方
プロの方から栽培方法も聞いてきたよ!
パッションフルーツの種は半透明のゼリーのようなものに包まれており,発芽を抑制する性質があります.
そのため,種から育てるときにはこの仮種皮というゼリー状のものから種を取り除いて,よく水洗いしてから種まきをします.
5~9月の温かい時期に種まきをすることが適しており,発芽するまで2ヶ月ほどかかる場合もあるので気長に待ちましょう.
雪が降らない地域であれば室外でも越冬させることができます.
パッションフルーツは0度の気温にも耐えることができるので,葉が落ちてしまっていても春になれば再び発芽します.
根を傷めてしまうと発芽しなくなってしまうので冬の水やりは控えます.
7~10号程度の鉢植えや80cm程度のプランターでも育てることができます.
プランターの場合は2株植え付けることができます.
日当たりがよく,風が直接あたらない場所で栽培します.
鉢植えなどで育てている場合,ツルが1~1.5mほどに伸びてきたら支柱を立てて誘引させる必要があります.
ネットに誘引させるとグリーンカーテンにもなります.
パッションフルーツは20度前後で発芽し,25度程度になると開花します.
30度以上の気温が続くと日焼けをして葉や実が落ちてしまうので注意が必要です.
花芽が黄色く変色している場合は日焼けをしている恐れがあります.
開花してから2ヶ月ほど経つと収穫ができます.
実を軽く持ち上げてみて,自然に茎から離れるようであれば完熟しています.
水分不足であったり,実がつけすぎていると完熟前に実が落ちてしまうので水やりと剪定には気を付けましょう.
まとめるよー!!
トロピカルフルーツといえば甘いものというイメージがある人は多いのではないでしょうか.
ちょっと酸味が入っているものもあるので,甘いフルーツと思ってはじめて食べて衝撃を受けた人は少なくないと思います.
しかしシロップをたらしたり,ジュースなどに混ぜると酸っぱいのが苦手な方でも美味しくいただけます.
パッションフルーツは非常に香りがよく味の主張が強いので,加工したり何かに混ぜたりとさまざまな味わい方がありますね.
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