チェリモヤの基本的理解,生育サイクル,栽培上気をつける点など.
この記事について
  • 果樹栽培歴5年目になる僕が徒然なるままに書くコラム.
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  • 色々な相談が来るので,このブログで回答していくよ.

けんゆー

こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.


けんゆー

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今回は世界的にもかなり人気の高いチェリモヤについて解説をしていく!
チェリモヤは,世界三大美果とも呼ばれ,その味質は多くの人を魅了している.
ちなみに,世界三大美果を提唱するのは,クレメンツ・ロバート・マーカム氏(1830-1916年).イギリスの地理学者であり,探検家である.
マーカム氏は,背南米アンデス山脈で食べたチェリモヤと,インドネシアで食べたマンゴスチン,西インド諸島のエクアドルで食べたパイナップルを世界三大美果としている.
ちなみに,マンゴスチンは以下
【熱帯果樹雑談】マンゴスチンって何?タネでクローンで増える面白い果樹.

さらに今回も動画でたっぷりチェリモヤについて解説してるので,動画でサラッとみたい方は,以下をどうぞ.

チェリモヤの基本的特性

チェリモヤの基本的特性については,以上にまとめたので,興味のある方はどうぞ.
バンレイシ属は多くの果樹があるが,このチェリモヤに関しては,比較的冷涼な地域を好む.
耐寒性のある果樹としても人気が高い.
常緑であるが,新芽が葉っぱの下に隠れているので,この新芽を伸ばすために葉が落ちないといけない.時期になると,人工的に落とす方法もあるが,寒さなどの影響により生理的に落葉することもある.

人工的に葉を落とす場合は,基本的には枝を出させたい箇所の摘葉で良い.
属名の「Annona」語源となる「Anon」には,ラテン語で年中獲れるの意味があるが,これは摘葉後に出てくる新梢に花が咲き,果実がつくことより,ある程度果実収穫のコントロールがつくためである.

チェリモヤの栽培暦

チェリモヤの栽培暦は,以上にまとめた.
アテモヤに似ているため,アテモヤの栽培をされている方は,かなり身近なものだと思われる.
質の良い果実をとるためには,剪定が大切になるので,ぜひ時期を逃さずに取り組んでいただきたい.

また,開花時期には,受粉の甲虫が少ないために,人工授粉が必要にあり,多くの国では必須の作業である.以下,人工授粉についてのメリット・デメリットをまとめた.

人工授粉は必須の作業

 ・作業が増えるのはデメリット
 ・果実の量を調整できる.
 ・結実位置を自分で決めることができる
 ・強すぎる枝や弱すぎる枝には結実させないようにする.
 ・有葉花と直花があるので,有葉花にやる方が良いかも

チェリモヤの5つのタイプ

以上のイラストは「BioversityのDescriptors for Cherimoya」からの引用である.
特徴などは,僕がまとめた.

チェリモヤには,5つの型があり,それぞれスムースタイプ,フィンガープリンテッドタイプ,アンボネイトタイプ,チューバキュレートタイプ,マミレイトタイプというのがある.
突起が多い,チューバキュレートタイプ,マミレイトタイプは輸送性に向きにいくことから,日本ではスムースタイプ,フィンガープリンテッドタイプが好まれているが,ご自宅で趣味で栽培される方は,チューバキュレートタイプ,マミレイトタイプでも良いと思われる.

木を作るための剪定

チェリモヤの木を作るための剪定として,以下に動画で紹介しているので,ご確認いただきたい.