ナガバノゴレンシ(ビリンビ)について!とても酸っぱいが美味しかった!
この記事のポイント
  • 珍しい熱帯果樹「ビリンビ」について!
  • 食レポをしてみた!(動画解説あり!)
  • 基本的な性状や栽培に関することもまでまとめてみた!

けんゆー

ハイサーイ!


けんゆー

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こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
本日は「ナガバノゴレンシ」について紹介たいと思います.
スターフルーツの仲間のAverrhoa属ですね.
ちなみに,スターフルーツについてはこちらの動画がわかりやすいです!
YouTubeで食レポなどもありますので,ぜひご覧いただけたらと思います.

けんゆー

実際の動画も見てね!

ナガバノゴレンシについて!

ナガバノゴレンシの学術分類
  • 別名「ビリンビ(Bilimbi)」
  • カタバミ科
  • 学名「Averrhoa bilimbi Linn.」
  • Cucumber treeとも言われる.
  • 原産地:マレーシアやインドネシア.

和名「ナガバノゴレンシ(ビリンビ)」は,マレーシアやインドネシアが原産と言われております.
図説 熱帯の果樹」には,マレーシアに発祥があるとの記載があるが,現在はインドネシアにも原産があると言われます.
ただ,とても古くから栽培があるため,真の発祥地は不明であるとも言われますが,マレーシアの山地などに野生も見られることから,東南アジアのあたりであることは間違いなさそうです.
沖縄県では,熱帯ドリームセンターでも確認することができます.
(動画で確認したい方はこちらへ:40種類以上の熱帯果樹!いくつ分かるのか!?超希少な果樹も!熱帯ドリームセンター!

英語圏では,Bilimbiや,Cucumber treeと呼ばれることもあります.
Bilimbiはマレーシア地元の名前で,Cucumber treeは,小さな果実がきゅうりの形によく似ていることからその名前が付きました.

属名のAverrhoaは,スペインに住んでいたアラビア人医者アベローエスの名前から来たものと言われてます.
種小名のbilimbiは,東インド諸島の地方名だと言われております.

品種について

品種については詳しくわかっていないですが,酸味の少ないものと強いものがあるようです.
見分け方としては,酸味の少ないものは,未熟の時から果皮が黄色いもの,酸味が強いものは,熟しても果皮が緑色のものだと言われております.

味について.

酸味が強く,生食はあまり好まれないと言われます.
ただ,現地では,調味料として利用されることが多いです.
例えば,カレーに入れたり,お肉料理に合わせたりと幅が広い果実でもあります.
また,ピクルスなどのように加工して食されることもあります.

さらに,砂糖をつけてジャムやゼリーなどにする方も多いです.
果実の酸味はシュウ酸であまり食べすぎると良くないと言われます.

栽培に関して

栽培に関して重要なポイントは以下です.

  • 標高500m以下の熱帯低地を好む.
  • 日光がよく当たるところを好む.
  • 腐植質の多い土壌を好む.
  • 実生繁殖が一般的.
  • 定植後2~3年で結実する.

ということでいかがだったでしょうか.
ビリンビ,機会があれば食べてみて,そして栽培してみてください!


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