- アボカドの果実が徐々に肥大化してきた!
- 肥大化する過程で,しばしば生理落下が起こる!
- これは,果実間での養分の奪い合いが原因!
みんな大好きアボカドの様子だよ!!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
前回は花が咲いたのを報告させていただきましたが,どうやら受粉が成功して,今回は果実がなっていました.
(前回:山の中で栽培しているアボカドの花が咲きました!)
実生(みしょう)苗では全く花が咲きませんが,接ぎ木苗では2年あれば花が咲き,果実をつけますね!
畑の様子だよ!接ぎ木したので,ほとんどの木を切り倒しちゃった!!
ちょっと余談ですが,アボカドはほとんど「接ぎ木苗」で育てられます.
理由は,種から育てた実生苗では,だいたい親よりも劣勢になるからです!
(参考:アボカドのフェルテと川平という品種の「腹接ぎ」をしました!【接ぎ木】)
さて,今回はそんなアボカドの成長の様子をお届けいたします.
果実の様子
品種は,ピンカートン,サンミゲル,川平グリーン,ハス,ベーコンです.
ピンカートン
今年のピンカートンは,豊作です!かなり沢山の果実をつけています.
蕾が出てきて、花が咲いて、虫に受粉を頼み、ようやく果実がついて、ちょっとずつ大きくなって、一番大きかったアボカドが、、
本日、穴空いてました。
辛いですが、それ込みでも農業は最高ですね。また作る(。・ω・。) pic.twitter.com/rwSDXf0PtL
— けんゆー🥑国産アボカドマン (@kenyu0501_) April 5, 2020
ちなみに,ピンカートンのもう一本の木はかなり大きいです!笑
上の部分,もう手が届かないくらい巨大化してしまいました笑
サンミゲル
サンミゲルもそこそこ果実が付いていますね!
この前より,若干,整理落下したのかな?という感じで,全体的に果実の量が少なくなっているような気がします.
アボカドというのは,果実が肥大化していく過程で,養分の奪い合いになって,整理落下してしまいます.
米本さんがご執筆された「アボカド」という本がとても詳しいですが,ビワほどの大きさになってもかなり果実が落ちるようです.
そこまで大きくなって,アボカドがポロポロ落ちちゃったら悲しいよね!!
著者の米本さんは,生理落下しなくなる大きさに付いて言及されていました.
タネを包む種皮の新鮮重量が一グラム以上になるころ(鶏卵大)からは生理落下の心配がなくなる.これは種皮からジベレリン様植物成長ホルモンが出て果実肥大を促進すると同時に,果梗(かこう)に落下の原因になる離層ができるのを防止するためである.
ちなみに,果梗とは,果実を支えるための柄の部分です.
川平グリーン
こちらは,かなり艶があって,大きいアボカドができます!
食味はあっさりしていますが,贅沢にアボカドを丸ごと味わうことができるので,とてもオススメの品種です.
ハス
こちらは,スーパーで売られている「ハス」という品種です.
テニスボールくらいの大きさのよく見かけるやつですね!食味が濃厚!油分たっぷり!日本人が好む味です.
ベーコン
こちらは,初めて果実がつきました!ベーコンという品種のアボカドです.
ベーコンはまだ木が小さいので,数個しかつきませんでしたが,また来年もあるので非常に楽しみです!
読んでくれてありがとー!また,アボカドの成長の様子をレポートしていくね!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
新しくアボカドの苗木も導入ましたので報告いたします.
この記事のポイント 新しい品種のアボカドをいくつか導入! メキシコーラグランデ,カビラ,ベーコン,ロレッタ,モ …
いろんな品種を導入したのでぜひご覧ください!
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