- 豆が未熟な状態でサヤをメインで食べる!
- 豆が成長して大きくなると,グリーンピースとして食べられる!
- カロテンを多く含み,必須アミノ酸のリジンも含まれる.
エンドウは飽きないよね!!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
本日はサヤごと食べれる「サヤエンドウ」について詳しく説明していきたいと思います.
豆の成長段階において,食べるタイミングにより,「エンドウ豆」「グリーンピース」などと呼び名が変わり,混乱するときもあるかもしれないですが,この記事を読んでスッキリしましょう!
サヤエンドウとは!?
サヤエンドウは,マメ科エンドウ属の分類になります.
サヤごと食べるキヌサヤエンドウ(絹さやえんどう)やオランダさやえんどう(オランダ豆),スナップエンドウなど.
実が成熟するとグリーンピースになります.
エンドウの未熟のサヤを食用とする場合の呼び方がサヤエンドウです.
サヤエンドウの原産地は,中央アジアから中近東地域です..
日本では鹿児島県と和歌山県が生産量が多く,続いて愛知県,福島県となります.
エンドウを若取りし,サヤごと食べるものをサヤエンドウと呼びます.
シャキシャキとした食感があり,色どりがよく,料理のアクセントとしてよく使われます.
選び方&食べ方
柔らかいサヤを食べるので,中の豆が育ち過ぎていないもの,みずみずしい緑色をしているものを選びましょう.
逆に,中の豆が育ちすぎてない方が良いんだ!!!
スジがあるものは,両端を折り,スジを取って下準備をします.
さっと茹でて歯触りのよい食感を楽しむなら,サラダ,おひたし,和え物などがお勧めです.
加熱調理の際は火を通しすぎないことがポイントです.
味は,シャキッとした歯触りで,僅かに甘味があります.
クセはないので食べやすく,色鮮やかで見映えがいいです.サラダなどでは,食感が楽しめるうえ,食欲がそそられること間違いなしです.
保存する場合は,さっと塩茹でし小分けにして,使いたい分だけ使えるように冷凍しておくと便利です.
栄養素
緑黄色野菜なのでカロテンを多く摂取できます.
カリウム,ミネラル,ビタミンC,糖質,ビタミンB1やB2が豊富です.
また,必須アミノ酸のリジンも含まれています.
豊富な食物繊維で整腸作用もあります.
活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などといった生活習慣病の予防になります.
栽培方法
関東以南では冬に種を蒔き,春に収穫が始まります.
北海道や東北では主に春先に蒔き,初夏から夏にかけて収穫されます.
連作と酸性土壌を嫌うため輪作を心がけましょう.
その際,石灰を散布して植えつけると良いそうです.
おいらは牛糞,枯れ草,米ぬかで土作りをしましたが,そうでない場合の一般論として!
植え付けの始めは,ハトなどに食べられる害を防ぐため,パオパオ(べたがけ資材)を張ることをお勧めします.少しツルが伸び出したらパオパオを外し支柱を立てツルを誘引します.
こちらは,友人の圃場の様子です.
(掲載許可は頂いております)
支柱6本位を,苗が倒れないように紐で挟んで固定させて結びます.
支柱にスズランテープを上方向に結んでツルがうまく巻き付くようにします.
サヤエンドウとして食べるときは,タイミングを逃さずグリーンピースになる前に早めに収穫しましょう!
読んでくれてありがとー!!
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