- ムクロジ科のフルーツ!ランブータンやリュウガンの仲間!
- 国産ライチ(レイシ)は超高級フルーツ!(日持ちしないため!)
- ビタミンCが多く,また体内の温度を上昇させる効果が期待される!
「ライチ」または「レイシ」とか言われているね!!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
夏に近づくとトロピカルフルーツが食べたくなる人は多いのではないでしょうか.
なかでも本日紹介するライチは甘さが強く,お子さまから酸味が苦手な人まで食べやすいフルーツです.
ライチは特に女性に嬉しい栄養素を多く含んでおり,かつては楊貴妃も好んで食していたといわれています.
おいら達の圃場もライチ(クロバレイシ)を植えているよ!!
そんな古くから愛されているライチとはいったいどんなフルーツなのでしょうか!
栄養素や育て方もあわせてご紹介いたします!
ライチってどんなフルーツ
ライチはムクロジ科レイシ属のフルーツで,中国が原産地です.
(ムクロジ科なので,ランブータンやリュウガンの仲間です!)
硬い赤い果皮に白く透き通った果実が特徴的です.
ライチは1個で27g程度ですが,そのうち種が8g程度とフルーツにしてはかなりの割合を占めています.
30%くらいは種なんだね!!!
日本の市場で出回っているライチは99%が中国から輸入された冷凍ライチで,国産の生ライチはわずか1%といわれています.
ライチは収穫後,1日もたたずに茶色に変色してしまい鮮度が落ちます.
そのため冷凍して国外から輸入していますが,それでも国産の生ライチと比べると味や香りが落ちてしまっています.
国産の生ライチは20個で1万円を超えるのに対し,中国や台湾産のものは40個で6,000円程度と値段も倍以上異なります.
香り豊かな新鮮なライチの稀少価値の高さがうかがえます.
びっくりするくらいの希少価値があるのだね!
世界三大美女である楊貴妃も美容効果の高さと味に惚れ込んで,ライチを数千里ものの距離を8日8晩かけて運ばせたという逸話もあります.
そんなライチですが,ビタミンB群・C,カリウム,マグネシウム,ミネラル類,ポリフェノール,葉酸といった栄養素が豊富に含まれています.
特にビタミンCと葉酸が多く,メラミンの生成を抑えてシミを予防して美肌を促します.
若々しい肌を保ちたい方や妊娠中の女性に特におすすめしたいフルーツです.
ライチには体内の熱を上げる効果があるとされており,鼻血が出たりのぼせやすくなるともいわれています.
冷え性改善効果が高いといわれているので,普段から冷え性を感じている人には適しているフルーツといえます.
中国や台湾では「ライチを食べすぎるとライチ病にかかる」といわれ,ライチを食べすぎてはいけないという風潮があるそうです.
実際にライチ病と呼ばれる疾患はありませんが,ライチを食べすぎることでのぼせやすかったり口内炎や吹き出物が出るとされていることからそのようにいわれているようです.
毒性があるわけではありませんが,そういった理由で成人でも1日5個程度に留めておくといいようです.
ライチの育て方
ライチは亜熱帯植物のため冬の最低気温が0度以下になってしまうと木が衰弱したり,花が咲かなくなってしまう恐れがあります.
気温が5~6度程度でも成長が止まってしまうことも少なくないようです.
冬でも平均気温13度以上を維持することが大切です.
もしかしたら,アボカドよりも繊細なフルーツなのかもしれないね!
室内で冬越しさせたり温室栽培ができない場合は関東などでも栽培が難しいですが,沖縄県や鹿児島県,宮崎県,奄美大島などでは地植えでも育てることができます.
ライチは3~4月ころに苗を植えて,6~8月ころに収穫をします.
8~9月ころは剪定を行い,樹高を2~3m程度に留めて幹に日差しが届くようにしておきます.
剪定をしないと樹高10mほどになってしまうので注意が必要です.
ライチは多湿を好みますが,常に土壌が湿っていると根腐れを起こしてしまいます.
そのため土壌の表面が乾いてきたとおもったら,都度水をたっぷりあげます.
まとめるよ!!!
ライチはクセのないさっぱりとした甘みで何個でも食べられてしまいますが,食べすぎると身体にはよくないといわれています.
5歳児以下には食べさせない方がいいともいわれているそうです.
そこら辺は試したことがないので,「なんとも言えない」というのが正直なところですが...
普段は取り込みにくい水溶性の栄養素もライチには多く含有されているため,日常的に食していきたいフルーツです.
1日5個程度に留めて食べると身体にいい効果が発揮されるかと思います.
もし食べる機会があれば,積極的にためしてみてくださいね!
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