- マンゴーの受粉のためにハエを導入!
- 沖縄の2月後半の日中気温(25℃程度)でどのくらいハエが発生するのか.
- どのくらいの期間でハエが発生するのか!?
ハエの力を借りる時がくるなんて!笑
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
マンゴーを育てるまで,全くもってありがたみのかけらも無かったハエ(キンバエ)に感謝する日がくるなんてこれっぽっちも思っていなかった27歳のおいらです.
前回,ハエを発生させるために色々と四苦八苦していたのですが,ようやくハエが発生し始めたようです.
こちらをご覧ください.
銀色のたくましい姿が確認できるね!!笑
マンゴーの花にかなりハエ達が群がっている様子が確認されます!
ありがたいのです!
ちなみに,前回は,ハエを発生させるための魚のあらを,土に埋めるか,もしくはハウスに吊るすかということを悩んでいましたが,今の所は吊るした方が効果があるみたいです.
(前回:マンゴーの受粉のためにハエを呼ぶしかけ!)
もともと,土に魚のあらを埋めると,小さいハエが発生するということを聞いたので,そうしましたが,あまり発生している様子はありませんでした.
ハウスにお魚さんたちを吊るすと,大きいハエ(小さいハエに比べてあまり活動的ではないハエ)が簡単に発生しました.
もしかしたら,気温や時期の関係もあるのではないかと考えています.
ハエを発生させるのは,魚は吊るすのが正解!?
前回から4日経って,様子を見ると,かなり大きいハエが発生していましたね!
嬉しい限りです!
ミツバチを使っているところもあるけど,ちょっとお高いですしね...
受粉には,ミツバチのイメージが強いかもしれませんが,ハエでも可能なのですね.
ミツバチよりも安価で培養することができます.
培養という表現が適切かどうかわかりませんが,バケツの中で蛆虫が育って,受粉期間中は活発であれば嬉しいのです!
ちなみに,インスタグラムには,動画の方も投稿していますので,ぜひ,ハエ達の様子を確認したい方はこちらの様子もご確認ください.
こちらです!暖かい目で見守ってあげてください.
どのくらいの効果があるの!?
こちらの上の表は米本仁巳先生の「マンゴー 完熟果栽培の実際」という神書からの引用です.
上の表は,「ミツバチを放育することによる着果と種子育成」に関するデータです
沖縄以外の土地では,キンバエではなくミツバチを使っているので,上のような着果率で結果が出ています.
上のデータが意味するところは,ミツバチ(ハエなど)を放育することによって着果する可能性が大きくなるよ!というところです.
マンゴーは虫媒介なのですね.
また本書「マンゴー」に面白い記述がありました.
近年は魚の代わりにフスマと魚粉や糖蜜を混ぜてウジをわかせ,ハエを増殖する方法も取られている.
生魚を腐らせてハエを発生させるのは確かに匂いが強烈で,近所に迷惑がかかります.
僕らは周りに畑しかないけど!
焼肉屋さんが近所に迷惑をかけるのと同じ理屈だと思います!笑
とにかく,ハエが発生してくれて一先ず良かったですー!
読んでいただきありがとうございました!
続きの記事はこちらをどうぞ!!
この記事のポイント 魚のアラを投入して6日後に蛆虫が発生! 強烈な匂い!! ハウスの中でキンバエがかなり増えた …