マンゴーの受粉の方法
この記事のポイント
  • マンゴーの受粉には蜂ではなくハエを使用する!
  • ハエを発生さ得るために,魚のあらを使用する!
  • 埋めるのではなく,吊るすが正解!?

けんゆー

ハエも立派な友達なおいらです!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

マンゴーの花が咲きましたね!とても綺麗ですね!
下の写真は,「夏雪」というかなり珍しい品種のマンゴーです.

下の写真は,あまり綺麗な写真ではないですが,「玉文」という品種のマンゴーです.
玉文は最近,結構,みますね!それでもアーウィンに比べると圧倒的に珍しいです.

マンゴーの種類や特徴について知りたい方は,こちらをご覧ください!

マンゴーの花が咲く季節になりましたので,受粉のために,ハエさんたちを呼ばなければいけません.
ハエかハチを呼ぶのが一般的だと思いますが,ハチだと,気温が低い時にあまり活動的に飛び回らないようなので,僕たちはハエを使います.
そのハエを呼ぶのに必要なのが,魚のあら(おろした時に残る骨やかま,頭,尾ひれなど)です.

おいらは近所の刺身屋さん,国吉刺身店さん(宜野湾市新城)からいただいております.
いつもいつもありがとうございます!

魚のあらをどう使うか!?

ハエを呼ぶために,魚のあらをどう使うかがポイントになります.
今回は,2パターンの方法を試してみました!

パターン1:土に埋めてみる

土に魚のあらを入れる狙いは,小さい種類のハエを発生させる狙いがあります.
土に埋めないで,魚を吊るしておくと,大きいハエ(オーベー,銀蠅)が発生しますが,あまり活動的に飛ばないので,今回は埋めてみました!

埋めて二日後の様子を見に来ましたが,全くといっていいほど,繁殖している様子がありませんでした.
小さいハエも若干はいましたが,上手くカメラに収めることができません.

大きいハエもちらほらいますが,全くといっていいほど,受粉に必要なハエの数が足りません.

そのため,パターン2の吊るすという手段に出ようと思います.

パターン2:ビニールハウスの室内に吊るしてみる

バケツを二つ用意して,今度は,埋めずにそのままのアラの状態で置いときます.
野良猫やネズミ,ニワトリに食べられてしまう可能性があるので,ハウスの内側に吊るしておきます!

今回はダイソーで300円バケツを二つ購入して,そちらを使いました.

目玉は,蛆虫の発生に良い!ということを聞いたので,おしゃれに盛り付けてみました!

けんゆー

グロテスクとか言わないで!!


あんなに美味しいマンゴーも,こういった農家さんたちの努力が裏側で行われているのですね!感謝ですね!

このままの状態で,繁殖するのかどうか,様子を見ていきたいと思います!

また,お昼に仕掛けたバケツの縁を夕方観察してみると,ハエが一匹止まっていました!

今回はなかなか上手く機能しそうです!
また,1週間くらい様子を見てみて,追加で魚を増やすか,そのままでいくか判断したいと思います!
では,引き続き,マンゴー栽培の様子をご覧くださいね!

けんゆー

夏になったら美味しいマンゴーができていることを願って.

では,本日も読んでくれてありがとうございます.
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