この世の中には多くの人たちがいるよね!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
「人の振り見て我が振り直せ」という言葉があります.
これは,他人の行動を見て,良くも悪くも自分の行動を改めていこう!というものです.
失礼極まりない人をディスりつつも,自分自身の行動も改善していこう,と思いブログにしました!
農業って意外と大変!!
農家さんは,野菜を作るだけではなく,それをお届けするまでが大事ですよね.
お届けするまでには,PR活動をしたり,梱包作業をしたり,お客さんとのやりとりをしたり,色々な雑務をこなします.
他にも,マメにブログを書いたり,SNSをしたりしている人も多いと思います!
畑を耕す時間なんてものは,もしかしたら30%くらいかもしれないのです.
資材やタネ・苗を買いに行ったり,本を読んで知識をつけたり,色々とあります.
おいらたちは,ただ雲の流れをぼーっとみている訳ではないのです.
そして,雲の流れは早いのです.
一日一日は短いのです.
圃場の見学をさせて下さい!と無邪気にお願いしてくる人
各種SNSで発信をしながら,農作業を行なっているということから,結構DMが来たりします.
その中での多くは,「圃場の見学をさせてください!」という唐突な失礼極まりないメールです.
全く面識のない方から,それは突然来ます.
農業を始めたばかりの頃は引き受けたりしていて,20人くらいは全く初めましての人を案内したと思います.
もちろん,良い思い出もありますが,単なる時間の浪費で終わってしまったことがほとんどだったので,現在は圃場の見学願いを9割以上拒否してます.
(当日にドタキャンなどもあります.)
(何も調べもせず,王様気分で来る人もおられます.)
youtubeやインスタグラムに圃場の様子は出しているので,先ずはそちらをどうぞ!
あと,いちいち断わるのも気がひけるし,めんどくさいぞ!!
多くの「圃場の見学をさせてください!」という人は,自分の利益しか考えていないケースが多く,生産者側のメリットをきちんと設計していません.
珍しいフルーツの栽培の様子をただ見たいがために,生産者の貴重な時間を奪うという行為を悪いと思っていないのですね.
僕は,他の生産者に気軽に畑を見学させてなんて絶対に言えない!
見学をしたいのであれば,きちんと生産者が時間を割いても良いな!と思わせる理由をつけてあげないといけないと思うのです.
これが出来ていない人は,断れますし,現に僕は全て断っています.
「伝え方が9割」という大ベストセラーになっている本が非常に面白いのですが,自分の要望を伝える時には,以下のことが大事なようです.
- 自分の願いをそのまま伝えない.
- 相手のメリットを考える.
- 自分の願いと相手のメリットを一致させる.
伝え方一つで,「Yes」にもなるし「No」にもなると言いますが,上の方法をちょっと考えてみるだけで,「Yes」が引き出せれるかもしれません.
頭が良い人のお願いは,きちんとここが出来ているよね!
例えば,自分だったら,このように他の生産者へ圃場見学をお願いすると思います.
- うちらが作ったお野菜をぜひお届けしたいです.その時に〇〇さんの畑もちょっと覗いてみて良いかな!?
- SNSで〇〇さんの畑のPRのお手伝いをさせていただけないかな!?
- そのフルーツや野菜の栽培経験があるので,現場で具体的なアドバイスや情報交換ができるかもです.もしよければ一度〇〇さんの畑にお伺いしても良いでしょうか?
(ピンク色で相手へのメリット提示)
など,単に「畑みたいです」だけではなく,相手のメリットもきちんと用意した上で,自分の要望を伝えるための努力をしています.
自分ができる限り,最大限の提供をした上で,相手が時間を使ってよかったと言ってくれるようにデザインした上で,打診をすべきなのですね.
ものすごく,気を使っております...!何なら,「手土産」は絶対に持っていきます.
つまるところ,以下の事柄がヒントになると思います!
- 文章(ブログ)や映像(youtube),写真(SNS)でPR活動に協力する.
- 生産者のプラスになるような栽培方法や情報を提供する.
- レストランでお野菜やフルーツを作ってくれる.
- 時間を割いた分の対価なり報酬なりを払う.
くれぐれも,これは「僕へしてくれ」と言っている訳ではなくて,一般的に頼みごとをする際には,時間を割いても良いな!と思わせる「何か」がないといけないと思うのです.断られてた経験のある人へ,その「何か」が見つかる手助けになれば良いなと思って書きました.
そして,おいらも改めて気をつけていこうと強く感じました!
参考になれば幸いです!
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