自然農は耕さないし,水をかけない
この記事のポイント
  • 自然農についてオススメの動画を紹介!
  • 耕さない!水をかけない!雑草は刈らない!肥料はあげない!無農薬!
  • 現在において一番進んでいる農業方法!小さな農家にオススメ!

けんゆー

小さい農家は色々とチャレンジしてからこそ,新しい価値が生まれるのです!


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

けんゆー

なんでおいらが自然農を始めたのか!?そして,自然農を始めるきっかけは何だったのか?について共有するよ!

本日は,おいらのこれまでの農業スタイルの概念を大きく変えた,一本の動画を紹介します.

これです.臼井健二さんの「自然農の種の巻き方」です.
これを見ると,農業の当たり前という概念が大きく変わります.
15分くらいの動画ですので,パパッと文章で内容を理解したい方は,そのまま,この記事を読んでいただけても良いです.
しかし,臼井健二さんの動画の内容は,物凄くレベルが高いです.

草の中にどうやって種を撒くのか!?

動画の中で説明されているエッセンスだけ抜き出します.

種を植えたい箇所の雑草のみを狩って,捨てずに側に置いておきます.
そうすると日光が当たらず,種を植えたところの周辺には雑草が生えないようになります.

人間が,種を撒く前は,土を耕したくなりますが,自然農ではそれをやりません.
そこで耕してしまうと,雑草の種が土中に混入し,後々雑草だらけになる.
耕さないので,雑草と戦わなくて済みます.

けんゆー

草はからなくて良いんだ!

自然が勝手に耕す

ざっと箇条書きでお伝えします.

  • そもそも雑草が生えているところはかなり柔らかい状態になっている.
  • なぜかというと,雑草の根が土中に張り巡らされていて,根穴構造をとる.
  • 菌糸菌と言われるようなきのこの菌,カビ菌が分解して腐食を作る.
  • 腐食はマイナスの電気を生んで,そのマイナスの電気に土の塩素がくっついてくる.
  • そうすると,移動した土の分,空気層がいっぱいできる!
  • これが自然界の耕すという行為である.

これを人工的に真似たものが,クワやトラクターで耕すというものです.
このロジック,かなり目から鱗です.

ポイント:炭素分がたくさんあるところは,耕すな!

炭素分がたくさんあるところは,耕さなくても良いようです.
むしろ耕してしまうと,微生物や小動物の住処を破壊してしまいます.
土の中の菌や微生物,小動物などと共存して,野菜を作るというのは,多収はできないかもしれないですが,環境にフレンドリーな持続可能な生産ができる!

けんゆー

自然農,めちゃくちゃ惹かれる農業スタイルだね!


耕すと,一年目はかなり豊作になるかもしれない.
野菜の栄養の観点から見ると,土の状態が一時的良くなり,栄養分を全部吸収できるからです.
しかし,畑の栄養分が無くなり,2年目からあまりできなくなるようです.

なので,追加で肥料を入れる必要が出てきますが,自然農で耕さないという選択をすると,そういうことも起きないのです.

毎年60点を目指すような農業スタイルが,持続可能な農業スタイルなのです.
たくさん摂ることが良いことだと思われがちですが,自然農は必要な分だけ野菜を作ります.
動植物と分かち合う生産スタイルなのですね!

けんゆー

共存って素敵!土や畑の環境自体を大切にするんだね!!

種は必ず素手でまき,水はかけない.

種は必ず素手で撒きます.
必要な量を撒くためには,やっぱり素手が良いのですね.

種を撒いた後は,土をちょっとかけて,そして,水はかけないのです..
日本という国は,5日に一回風が吹いて,10日に一回雨が降る国です.
これを五風十雨(ごふうじゅうう)といって,農作に適した気候の国なのですね.
人工的にあえて水をあげなくていい恵まれた環境なので,自然に降った雨にお任せします.

水をあげるデメリット

水をいつもあげていると,水がもらえる環境でしか育たないような根になります.
ずっと水がもらえると,主根が地中に伸びなくなるので,一旦水を辞めたら枯れやすいのです.

種を撒いたらしっかりと踏み,狩った草をかける.

種を撒いたらしっかりと踏んでやることがポイントです!
これで種が土に上手くくっつき,水分が土の下から上がってきたときに,水を吸収できるのですね.
これで発芽率が2割上がるといいます!
毛細管現象で,紙の下を濡らすと,水分が上に上がっていくようなものです.

種を撒いたところの狩った草を捨てずにかけておきます.
そうすると,朝露が降りて,蒸発が収まるので,保湿効果になります.

おいらもやってみた!!!

ちなみに,早速,おいらもやりました!
自然農で,野菜を10種類くらい植えました.
インスタグラムに投稿しました!

この投稿をInstagramで見る

 

チャレンジですが、自然農を始めます。 自然のまま、人間の介入をせず、野菜をつくります。 具体的には、 ○耕さない ○水をかけない ○草を刈らない ○肥料を入れない ○農薬を撒かない ○虫を殺さない ○マルチを使わない びっくりすると思いますが、これ割と理にかなってるのですよね。 草と虫、自然との共存です。 環境と生きます。 #糸満フルーツ園けんちゃん #畑 #農業 #農家 #農 #百姓 #野菜 #自然農 #自然農法 #自然#食 #沖縄 #糸満 #南国 #無農薬 #農業男子 #有機農業 #有機栽培 #沖縄農業 #自給自足 #家庭菜園 #畑仕事 #okinawa #agriculture #vegetables #葉野菜 #オクラ #モロヘイヤ #からし菜 #白菜

けんゆー@トロピカルフルーツ野郎(@kenyu.uehara)がシェアした投稿 –

耕さず,虫を殺さない,草や虫,問題児を生かしてあげる農法が自然農なのですね.
少数多品目のものが混在して,豊かに,多様に取れるというかなり素敵な農法スタイルです.

周りの草を全部取ってしまうと,例えばバジルなんかは乾燥して枯れてしまうので,共存することが大事なのです.
臼井さんは,現在において一番進んでいる農業方法だといいます.混植しながら手をかけず,やっていく最強で最高の農法です!

けんゆー

読んでくれてありがとー!続きは乞うご期待!