- これからの現代農家さんが絶対にやった方が良いことを断言します!
- 誰でも簡単にできる方法です!
- 自分の農業経験を絡めて,徹底的に活用術を共有します!
釣りタイトルをつけてしまい,申し訳ありません(笑)内容はきちんと書いたので許してね!笑
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
「糸満フルーツ園 けんちゃん」にてフルーツや野菜など,総勢50品種以上,多品目少量栽培で育てています.
そんなおいらが断言する,現代農家さんが絶対にやった方が良いことを先に結論から先に申し上げますと,それは,
「インスタグラム」
です.ではなぜインスタグラムを使った方が良いのか,についておいらの経験を踏まえながら,徹底的に解説していきます.
まず,おいら自身の成果を共有した後に,おいらがやっている「インスタグラムの活用術」を惜しみなく記事に書いていきますので,参考になれば幸いです.
まずは2ヶ月間の成果をご覧ください
ちなみに2ヶ月前のフォロワーは200人程度(知人のみ)でしたが,約2ヶ月間インスタグラムで農業のことに絞って更新した結果,1000人を超えました!
さらに,インスタグラムでは,タグ検索(ハッシュタグ)で「人気投稿」と「最近投稿」を探すことができて,どのようにして「人気な投稿」に載ることができるのか,というのが,一つの大きな鍵になるかと思います.
おいらがずっと狙っていた「#農業」という検索ワードは,505,000件以上もの投稿があるビッグワードですが,その中でトップ表示を取ることができました!
#農業 という大きなワードで、Top掲載できました( ´∀`)笑
Instagramを徐々にハックしてます。
そういえば、Instagramを通じて、直接ケーキ屋さんにフルーツを販売させていただきました。
やっぱりSNSの力はすごいですね。 pic.twitter.com/Jvp9SUtw8T
— けんゆー🥑フルーツの無料化 (@kenyu0501_) January 7, 2020
また,それよりも超絶ビックワードの「#野菜」(投稿件数2,200,000件)に関しても人気投稿に載ることができました.
今もなお,毎日10人くらいは,日々フォロワーさんが増えているよ!フォロー返しは,積極的に行っていて,農業関係者の人はできるだけフォローを返すようにしているんだよ!
2ヶ月ほど行うと,全くの初心者でもここまでこれるのですね.
そして,インスタグラム(SNS)のフォロワーさんを増やすことによって,「その中の何%がお客さんになってくれる可能性がある」ということは言わなくてもわかると思います.
現在社会では,個人が簡単に発信できて,なるべく中間を経由しないモノの売買が多くなされています.
農家さんも農協やスーパー,直売店に降ろすだけではなく,「SNSを活用して,End to End(消費者と生産者)で直接生産物を取引できる時代」なのです.
実際に,おいらも直接買っていただきました!
フォロワーさんが1000人くらいになると「何人かから直接ものを売って欲しいというメッセージ」をいただけるようになりました.
沖縄県にいる方であれば,どこかで待ち合わせして手渡しができます.
最近では,本土の方でケーキ屋さんをされている方に,Instagramを通して,スターフルーツを買っていただきました.
これまで,直売店に降ろしていたので,手数料で販売価格の17%引かれていたよ!直接販売できたら,どんなお客さんが買ってくれるかもわかるから,より一層嬉しいね!
おいらたちは,「多品目少量栽培」なので,そもそもJAやどこかに降ろすこと,卸業者さんに取り扱ってもらう!みたいなこととの「相性が悪い」のですね.
いろんな野菜やフルーツ,珍しいものを中心に作っているのです.
なので,販売の際には,個人経営のレストランやケーキ屋さん,個人に「直接販売させていただく方が相性が良い」のですね.
そのためにも,SNSの活動はある種「マーケティング」なのです.
Instagramを行う際の3つのコツ!
インスタが2ヶ月で800人ほど増えて、本日ついに1000人を突破しました。
野菜作り、フルーツつくりとの相性は良いみたいですね!
○毎日2、3本
○適度に動画
○内容はべつに凝らなくて良いでOKなようです( ´∀`)
Twitterのように毎日20投稿とかいらないです( ´∀`)笑 pic.twitter.com/Se5dfTMUBa— けんゆー🥑フルーツの無料化 (@kenyu0501_) December 27, 2019
Twitterにも書いたのですが,おいら自身の経験から,「インスタグラムを活用する3つのコツ」を紹介します.
- 毎日2・3本
- 適度に動画(顔出し)
- 内容は別に凝らなくて良い
これです.
毎日2,3本と書きましたが,毎日更新するのであれば1本でも良いと思っています.
毎日投稿することがポイントなのです.
そして最も嬉しい事実は「内容は別に凝らなくて良い」ということです.
おいらのインスタを見ていただけたら分かると思いますが内容は凝っていません.
以下の内容が多いので,これなら継続的にできます.
- 本日の畑の様子をただ紹介.
- どのような作業をやったかについて話す.
- フルーツや野菜が大きくなっていく過程を共有.
- 疲れたこと,嬉しかったことなどを話す.
内容を工夫することにこだわると,日々の継続が難しくなるので,クオリティーはかなり低めに設定し,日常(仕事の様子)をただ取るだけです.
これなら,スマートフォンが1台あれば誰でもできます.
また,内容の工夫をするとすれば,以下に示すことを意識したら良いと思います.
- 10枚まで投稿できるので,できるだけ複数投稿する.
- 説明文を細かく記載する.
- ハッシュタグをつける.
(30個までつけることが可能.)
ハッシュタグに関しては,よく使うものをメモ帳に書いておくと,コピペで使えるようになるね!
これらは,ユーザーが長時間見てくれるための工夫です.
いいねの数以外にも,ユーザーが長期見てくれたかも,「人気投稿」になる指標の一つです.
良いカメラを買って,良い写真や編集された動画をあげることではないです!
高額なカメラは先に買ってはいけない!
よく形から入って,良いカメラを先に買ってしまう人がいるのですが,まずはお手元のスマホで十分です!
初期費用はなるべく抑えて,そして2ヶ月くらい続けてみて,「やっぱり必要」だなと感じた時に購入したら良いです.
また,照明装置や3脚なども必要に応じて買うようにしましょうね!
野菜に安心感という情報を載せることができる
さらに,インスタグラムの大きな効果は,「農作物に安心感という情報を載せることができる」ということです.
高度に発達したインターネット社会や,インフラ流通機能がうまく働いている現代の食において,「安全」というキーワードの価値は徐々に低下していくと予想されます.
つまり,誰が作る野菜もフルーツも「安全」なのですよね.
近所のスーパーに売っている「人参・ジャガイモ・玉ねぎ・豚肉」を買って作ったカレーで体調を壊す人はいません.
これほど,世の中に出回る食材の安全性が高まった現在,次に求められる価値は「安心」なのだと感じます.
すなわち,
「誰が作っているのか」
こういう情報を野菜に乗っける必要があり,それを担ってくれるのツールがインスタグラム(SNS)というわけです.
やっぱり,映像ベースで戦うインスタグラムが強いよね!Twitterは文字ベースなので,農業との相性があまり良くないと感じるよ!
このような世界になると「無農薬」という言葉も徐々に威力を失っていくわけです.
「無能薬」という便利な言葉に依存して,野菜作り・フルーツ作りに対する工夫がなくなると感じる昨今なのです!
無農薬が悪いというわけではなくて,無農薬という言葉に頼りすぎるのが良くないのだね!
つまり,無農薬という言葉だけではなく,日々野菜やフルーツを作っている過程を「見える化」すべきです.
「安全」だけではなく,「安心」という情報もきちんと野菜に載せて,きちんと消費者さんに選んでもらう理由をつけてあげないといけないのです.
インスタグラムをまだやっていない人は,始めてみても良いかもしれません!
新しい販路や新しい価値提供ができる可能性があります!
ちなみにおいらのインスタグラムはこちらです.
(kenyu.uehara)
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(気がつかないので...)
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フルーツ園けんちゃんのアボカド購入するにはどこに申し込みすればいいですか?
いつ頃購入出来ますか?
鹿児島で芋作ってます。周りの方々と違って中々思う様に行きません。10年以上になります。来年3月で本職とオサラバして本格的に農家といきたいですが、多分悩家?止まりでしょうか。ケンユーさんの記事参考にさせていただきます。