- 紫系統や黄色系統の栽培の仕方!
- ツルの仕立て方は肥培管理!
- 挿し木や取り木の技術!
ハイサーイ!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
沖縄県でパッションフルーツを栽培している「小池さん家」の美智代さんのところへお邪魔しました.
Youtubeにその様子が乗っています.
ほんとにタメになることばかり!
今回の記事は,その裏側というか,僕が取材に関して感じたこと,文章で初めて残せたことについて共有していきたいと思います.
感想.
取材当日は,3月14日,ホワイトデーでしたが,ホワイトデーと認識したのが,次の日です.
農家にはあまり関係ないんだね!笑
こんな日に,沖縄県糸満市でパッションフルーツを栽培されている美智代さんのところにお邪魔させていただきました!
感想は,とにかくすごい!笑
おそらく,美智代さんの畑に入った人で,農や植物に携わったことのない方は,一気に唖然とすると思います.
というのも,栽培の技術がやはりずば抜けて高いのですよね.
意味があり手をかけている,ということが本当に身に染みて実感しました.
動画の見所は以下です.
- 接ぎ木や挿し木の技術!
- 雑草の対策や,肥培管理!
- パッションのツルの仕立て方!
- 月齢や植物生理に従う行動.
それぞれ深掘りしていきます.
(できるところまで!)
接ぎ木や挿し木の技術.
まず,目を疑うすごい技術の一つ目は,台木の補強なのですよね.
足の数を足してるのです.
僕も説明聞くまで分からなかった!笑
これは,以下下の2枚の画像のような立ち枯れを防ぐ目的でやるということなのですが,このような台木の足の数を増やすという発想は凄過ぎです.
上の画像は,立ち枯れで,元々の台木を切ってしまったもの.
上の画像は,立ち枯れが入って,そろそろ危ない株.
このような詳しい理屈が知りたい方は,Youtubeの動画をじっくり確認してください.
とにかく,美智代さんは,考え方が柔軟で,人があまり思いつきもしないような栽培をされます.
立ち枯れする株に対して,足を増やそう!と思う農家さんはそうは多くないと感じます.
これがアボカドや,他の作物にも応用できないのかなと,ひしひしと考えられるわけです.
面白過ぎます.
また,動画の中では,挿し木の紹介もしております.
ぜひそちらもご覧ください!目から鱗です!
雑草対策と肥培管理
美智代さんは,チップを採用してます.
未分解のチップは,作物への窒素飢餓を起こすことで知られておりますが,これも堆肥化という工夫で打破.
長年かけて分解されたチップが,腐葉土となり,最終的には,養分を作物に返してくれるというものです.
動画内ではさらに,ご自身で作られた,液肥の紹介もあります.
さらに,化成肥料も定期的に施肥し,きちんと栄養分の供給を行っておりました.
ツルの仕立て方.
パッションフルーツの栽培をされている方には必見の情報だと思います.
果実をつけるためには,小づるや,孫づるの理解は,大事です.
今回の動画の中では,このツルの仕立て方について,惜しみなく技術提供されてます!必見です!
月齢や植物生理に従う行動
植物の活動は月の動きによって左右される側面があります.
今では,化学肥料や農薬によって,この辺は深く考えられることはなくなりました.
しかし,満月か新月かで,植物は虫たちの活動は確かに変わるのです.
この記事のポイント 旧暦は,月の満ち欠けを見ると大まかに何日か把握できる! 旧暦は,太陽と地球と月の位置関係を …
詳しくは,上の記事をご覧ください!笑
いろんな品種を栽培!
キングルビーやエドゥリス,ミズレモンなど色々な品種を栽培されております.
画像は,キングルビーの果実です.
エドゥリス:紫系統のパッションフルーツ!
エドゥリスの花や葉っぱです.
小池さん家で栽培されているのは「ルビースター」という品種のようですね.
葉っぱは,クワの葉に似てます!
上の画像はクワの葉です.
また,パッションフルーツは雄しべが立っていると,受粉がしないらしくて,このようなものはあまりよろしくないとのことでした.
紫系統のパッションは一般的に自家受粉が行えますが,黄色系やミズレモンは他家受粉なのですよね.
ミズレモン
ミズレモンの果実や花や葉っぱです.
紫系統のものとは全く違いますね.
こちらは他家受粉を行いますが,それでも遺伝的相性があって,付くものと付かないものがあるみたいなのですよね.
しかし,台木がわで活用する際には,強いということでした.
栽培って難しいですが,面白いですよね.