【マンゴー栽培6】マンゴーの摘果のメリットと,間引く果実を選ぶ基準!?【マンゴー摘果】
この記事のポイント
  • 摘果をすることで,果実一つ一つにきちんと養分が送られる.
  • 翌年の減収を防ぐ効果もある.
  • 50枚〜70枚の葉っぱに対して一つの果実!

けんゆー

ハサミが重いよ...


こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.

前回の記事でご紹介させていただきましたが,マンゴーの果実がかなり成っていました.
(参考:4月1日!マンゴーの様子をとことん紹介!受粉成功!!果実がポツポツ実っていた!!

そこで,今回は,マンゴー栽培に大事な摘果を行いましたので,共有させていただきます.
また摘果を行うメリットなどについてもご紹介します.

摘果について

ある程度の大きさ(ウズラの卵大)に成長したら,最終摘果を行なっていきます.
これまで果実が小さい間でも,枝を揺さぶってあまり良くない果実を落としていましたが,今回は,最終的な摘果を行いました.
ここで,摘果についてのメリットをまとめておきます.

摘果のメリット
  • 果実同士で養分の奪い合いが起らず,大きく,品質の良いマンゴーができる.
  • 生理落下(自然落下)が少なくなる.
  • 翌年の減収を防ぐことができる.

摘果というのは,高い品質を作るため,樹の体力を消耗させすぎないために,必要なことなのですね.
しかし,果実を間引いているときは,ちょっと勿体無い気持ちになって,「あー全部食べたいなあー」と悲しくなるのは事実です.

けんゆー

樹のことを想うと仕方ないことですけどね...

こちらが摘果した果実です.

摘果するべき果実は,以下を参考に選別して下さい.

  • 形の悪い(奇形)果実.
  • 不受精果実(果実にくぼみがある).
  • 病害虫にやられてしまっている果実.

不受精果実は,成長とともにポトポトと生理落下しやすいです.
果実が小さい状態でも,ときどき枝を振って,落としてあげても良いです.

けんゆー

ホースで水をかけて,水圧で落としている農家さんもいたね!

太い枝で,十分果実を支えられるのであれば,2つの果実,細い枝であれば,1つの果実に落としましょう.
マンゴー 完熟果栽培の実際」を参考にすると,「適正な葉っぱと果実の数の比率は,葉っぱ50枚〜70枚に対して,果実が1果」です.

けんゆー

数えきれないので,ざっくりと概算でやってます,,,!

摘果の様子をご紹介

結構大きくなっていますよね!
摘果をしたので,さらに果実の肥大化が進むと思うので,そうなったら,玉釣り袋がけをしていきたいと思います.

けんゆー

読んでくれてありがとー!


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