- 茎だけではなく,全部食べれる!
- 栄養満点!リラックス効果も!
- プランターでも栽培できて,初心者にもオススメ!
セロリ嫌いでしたが,自分で育ててみて食べることができました!笑
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
今回は,クセがかなり強いですが,料理のいいアクセントになるセロリについて紹介いたします.
「糸満フルーツ園けんちゃん」では,セロリも育てていますね!
ちなみに,苗の状態から,2ヶ月で収穫できました!
お世話になっているフタバ種苗屋さんから,苗を3つほど購入しました!
好き嫌いが結構分かれてしまう野菜でもありますが,セロリには長い歴史があり,食用ではなく万能薬として利用されている時代もありました.
そのくらい栄養価が高いということでしょうか!
そんなセロリですが,いったいどんな効果・効能があるのでしょうか?
育て方などをあわせて,セロリの魅力をご紹介いたします.
セロリってどんな野菜?栄養価は!?
セロリはヨーロッパ原産のセリ科の野菜です.
独特な香りがありあますが,葉,茎,根,実のすべてを食べることができます.
茎の部分をサラダにして,マヨネーズで食べる方もおられますが,実は葉っぱも食べれるんだね!!
セロリの歴史は古代ローマからはじまっています.
古代ローマやギリシャでは整腸剤や強壮剤,点眼薬などの万能薬として利用されていました.
この独特な香りを活かして,ワインなどへの香料としても使われていました.
日本では戦後,食生活が洋風化したことでセロリが一般的に知られるようになりました.
そんなセロリは現在でも栄養価が高いと注目されています.
セロリには約40種類もの香り成分が含まれているため,あの独特な香りがつくられています.
この香りにはイライラをしずめてリラックスを促す効果や鎮痛効果があります.
頭痛や生理痛,二日酔いなどにも効果的といわれています.
そのためセロリから香り成分を抽出して,アロマセラピーにも利用されています.
セロリはビタミン類やβカロテン,ピラジン,カリウム,鉄分,食物繊維,葉酸がバランスよく,かつ豊富に含まれています.
むくみの解消や胃酸の分泌を抑える効果,胃の粘膜修復作用,血流改善,コレステロールの低下,便秘解消,美肌効果,アンチエイジング効果などがあります.
その効果だけではなく,セロリは100gあたり15キロカロリーと低カロリーなため,ダイエット中の女性からも人気の高い野菜です.
どうやって食べると栄養が保てる?
セロリにも「コーネル619」「トップセラー」「スープセロリ」などのさまざまな品種がありますが,自宅で栽培するときはミニ種の「ミニホワイト」が人気です.
見た目はカイワレ大根のような品種で,主にサラダなどで食べることが多いです.
クセがないため,セロリが苦手な人にもおすすめです.
ちなみにスーパーなどでよく見かけるセロリはコーネル619が多くを占めています.
ミニホワイトよりも大株なコーネル619もプランターで栽培が可能です.
標準タイプの60cm程度のプランターだと小株なら3株,大株なら2株は育てることができます.
セロリには葉から茎まで栄養が満点です.
そのためクセのより強い葉を避けてしまう人も多いかと思いますが,ぜひすべての部分を食べてほしい野菜です.
セロリにも含まれるβカロテンには油とあわせることで吸収力がアップします.
一方,セロリの香り成分は油に溶けだす性質があるため,苦手な人はセロリは炒めものとして食べるとにおいが気にならないかと思います.
香りを気にしない人は生で食べたり,スープなどで食べると栄養を残すことなく摂ることができます.
ビタミン類は水に溶けだす性質を持つものが多いため,セロリを煮たあとの汁ごと食べる調理法だと栄養が失われません.
保存に関して
葉っぱと茎,それぞれ水気を切って,タッパーに入れて冷蔵庫に保存します.
葉っぱと茎を分けるのがポイントです.
そのまま冷蔵庫に入れてしまわないように!
また,濡らしたキッチンペーパーなどで包むと,1週間くらいシャキシャキ感があります!
セロリは自宅で栽培できる?
日本で栽培されているセロリの多くは,アメリカでつくられた品種を改良したものになります.
セロリは16~21度の気温かつ多湿で涼しい気候で栽培されます.
日本で栽培されているセロリは黄色種と中間種で,主に北海道,長野県,静岡県,愛知県で生産されます.
プランターや植木鉢でも育てられる野菜なので,自宅でも栽培が可能です.
セロリは4~6月ころに種をまき,苗の場合は7月に植え付けを行います.
肥料が切れると株が大きく育たなくなるため,追肥は特に重要です.
【まとめ】
セロリは好き嫌いが分かれる野菜ではありますが,主役にもなり脇役にもなる万能野菜.
調理法によってはセロリが苦手な人でもお子さまでも食べやすくなりますね.
栄養満点なので積極的に食べていただきたい野菜です.