- 地球に住むの99%は生き物は植物!
- 現在生息している植物は進化の最前線にいる!
- 移動しない定住スタイルをとった植物の驚くべき戦略!
今日はゆったり植物の理解を深めるための記事だよ
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
今回は,植物のお話です.
私たち人間は,生き物の中でも,もっとも上級な存在であり地球を支配している,とさえ思っている方も多いのではないでしょうか.
しかし,地球にいる生き物の99%が植物なのですよね.であることには驚きですよね.
仮に植物に,知性のかけらもなく,植物どうしや動物との意思疎通がなく,社会・環境とも関わりあう能力がなければ,この地球で生き延びることができていたのだろうか?
なぜ自然淘汰によって絶滅してはいないのだろうか?
今回はそんなお話をしていきたいと思います!
進化の最前線
もしかしたら植物たち,彼らは彼らがしかわからないコミュニケーションをとっていたら,どうでしょう.
そして,植物が知性を持っているとしたら,どうでしょうか.
考えたことはありますでしょうか.
疑問ではないですか.
僕たちはコミュケーションの媒体は,主に振動ですね.
声帯から出てきた声は波ですね.これが空気中を介して,相手の鼓膜を揺らす.
そうすることによって,意思疎通ができる.
植物も人間には分からない方法で,意思疎通をしているのかもしれない,そして,彼らは,彼らの社会を作っているのかもしれません.
こちらのブログでは,そんなことを考えていきたいのです.
チャールズ・ダーウィンはこう答えます.
「地球に現在生息している生物はどれも,それぞれの進化の道筋の最先端に位置している.さもなければ,すぐに滅んでいたはずだ」
つまり,私たちが一般的に考えているよりもずっと,植物が非常に洗練された生き物で,はるかに驚異的な適応能力を持っていることを示しているわけです.
チャールズ・ダーウィンさんは73歳でこの世を去ったのですが,1882年のことです.
当時コンピュータもない時代の彼の進化論は,まだまだ現役なのが凄いですよね.
初めてのコンピュータと言われていますのが1946年です.ENIAC という 17,468 本もの真空管を使った大規模な電子計算機が始まりと言われています.
(大砲の弾道計算で使われていました.)
ダーウィンさんは凄いですよね.
しかし,現在,コンピュータが発達してきて,植物の細かい領域や複雑な構造,あらゆることが分かってきたのも事実です.
そんな植物の根本的な学問を研究するステファノマンクーゾさんという方が居られるのですが,本当に頭が下がりますね.植物学者なのですが,植物と会話ができるのではないかな,と思わせるほど卓越してます.今回の話は,彼の著書「植物は<未来>を知っている」からインスピレーションを受けております.
定住スタイルと放牧スタイル
約5億年前,カンブリア爆発が起こり,多様な生物が発生して,現在の植物や動物の祖先にあたる種が誕生しました.生き物は進化の過程で,ある二択を迫られます.
キミは「定住スタイル」か「放牧スタイル」どちらが良いの?
現在,野菜やフルーツを含む植物と言われるものは,「定住スタイル」を選択し,私たち人類を含む動物は「放牧スタイル」を選んだのですね.
私たちは他の動植物を食べるため,運動ができる能力を手に入れましたが,定住スタイルを選んだ植物は,空気や地面,太陽からエネルギを作る能力を手に入れたんですね.
そして,彼ら植物がもっとも優れている点は,体の構造ですね.
破壊をまぬがれる体と驚くべきほど多量の感覚器が発達しているということ.
動けないまま生きるのはかなり大変ですよね.
虫や草食動物などの捕食者,厳しい環境の中で種を残していかないといけないですからね.
まず,植物の体はモジュール構造で出来ています.
モジュール構造,かなり奇妙ですよ.
分割可能なパーツの組み合わせなのですよね.
動物では一箇所に集中している器官が,植物では全身に分散している.
つまり,私たち人間は徹底した集中!心臓は胸の位置,脳は頭蓋骨の中,みたいな重要な器官が一箇所に集中しているのですね.
動物と植物の徹底的な違いがそこにはあります.
そういった違いを理解していき,何かを作る材料に出来たり,何かの問題解決ができるヒントになる場合が往往にしてあります.バイオインスピレーションというのですが,そういったことを学ぶヒントになるかもしれないです.
さて,また明日から,そんな植物たちの戦略と生き方,徹底してやっていきたいと思います!