この記事のポイント
- 適切な環境に対して適応するために発芽の休眠などを司る.
- 水ストレスを受けた際の気孔の閉鎖などを行う.
- 名前の由来は器官脱離「Abscission」.
ハイサーイ!
こんにちは.けんゆー(@kenyu0501_)です.
本日は「アブシシン酸」についての動画解説をします.
植物ホルモンについて詳しく知りたい人,ぜひご覧ください.
今回の内容も「新しい植物ホルモンの科学 第3版」を参考にさせていただいております.
アブシシン酸とは!?
生理作用・役割
- 種子の成熟
- 種子の休眠・発芽抑制.
- 芽の休眠.
- 水ストレス耐性・気孔の閉鎖.
- 葉の老化.
歴史
- 1940年代:ジャガイモ塊茎の休眠芽から見つかる.
- 生理活性物質として認知.
- 1950年代:インビータβの発見.
- 1961年:器官脱離「アブシジン」の発見.
- 1963年:アブシジンⅡの発見.
- 1967年:アブシジン酸に名前の統一.
農園芸への応用
- 塩害,誤って発芽する種子などに対しての適用が待たれる.
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